Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Raroia島で歓迎される

夜になってAtollに入ってアンカリングした次の日。

翌朝、あちこちに小さなサンゴ礁があるのを知ってヒヤヒヤしました。よくぶつからなかったものだわ…。

 

この日もすごい風。そのうち暴風雨になって、ディンギーを下ろすことも出来ずに、1日船の上で過ごしました。海荒れまくり。 

 

Raroiaに着いて2日目。風は治まり海は穏やか。目の前のビーチはエメラルドグリーン。


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朝9時頃。早速、カヤックを下ろして島に上陸してみます。ミカ姉さん、大喜び。

道路は真っ平ら。道行く人が「IA ORA NA イア オラナ〜」(こんにちは)とニコニコしながら去っていきます。

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どこの家からも、みんなが手を振ってくれるのです。

村の集会所か食堂か?と思われるところで何人かがテーブルを囲んで話をしていました。

「ボンジュール!」

「ボンジュール!どこから来たの?どうぞどうぞ、こちらへどうぞ!」と椅子を用意してくれました。

どこから来たのか、いつから旅をしてるのか、何でこの島に来たのか…質問攻めに。

どうも、アジアの顔をしたナビゲーターは珍しいらしいのです。f:id:SailingSiesta:20210817180917j:image

1人の男性が大きなグラスに入った冷たいココナッツウォーターを3つ持ってきてくれました。

どうぞ!

ほんのり甘くて冷たくて美味しい!

食堂なのかと思ったら、村役場の正面にある集会所でした。

なんでも この1週間、タヒチから派遣されたエコロジー団体がこのAtollの島々に流れてくるプラスチックゴミを拾うというミッションがあって、その職員と、役場に勤める島の人とが雑談している最中だったのです。

 

大きな環礁の周りをくるりと掃除して、なんと4トンものプラスチックゴミを回収したのだとか。中には、漢字で書かれたペットボトルも含まれていて、日本語ではないけれど、正直、居心地が悪い…。😑

 

私たちに興味を持って話しかけてきてくれた住民はアビニ。

今夜、島民の食事会がここであるのでどうぞ!と招待を受けたのでした。

みんな何かしら持ってくるので、一品持ってきてくれたらいいというので、喜んで承諾。

ゴミ収集のエコロジスト達が翌日の朝にタヒチに帰るので、その送別会だったようです。

 

島の散策をしていると人懐っこい子供達が話しかけてきます。島にも沢山の犬がそこら辺にいるのだけれどビーグルが珍しいのか ミカは大人気。ちょうどNinaと同じくらいの歳の女の子達が、空港や小さな商店を案内してくれました。


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一応、郵便局もあるのだけれど、両替はしておらず、ATMもないのでこの島では食料の調達ができなのかと思っていたら、小さな商店でユーロもUSドルも受け取ってくれるというので、必要なものを購入。

卵1ダース、玉ねぎ6個、小麦粉1キロ、マッシュポテトの素 1箱、きゅうり1本 で14ユーロ。

お釣りがないので15ユーロ支払いました。

日本円で1800円くらい?

物価の高いポリネシア

ここは遠く離れた離島なので特に高いです。

離島に住む住民は、普段はネットで必要な食材などをまとめて購入するのだそう。島にもよるけれど、タヒチ島から離れたこのRaroia島は1ヶ月に一度船が配達に来るのだと言っておりました。

 

夕方、餃子を2皿用意して、準備万端。

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17時半にアビニが小型船で迎えに来てくれました。

昼間、雑談をした集会場へ向かうと、大合唱が聞こえてきました。村の人たちが集まって、エコロジストチームに向けてポリネシアのを歌っているところでした。

村長の感謝の言葉の後、食事タイムへ。

 

声をかけてくれたアビニが、こちらへどうぞ、と用意してくれたのは、ゲストのエコロジストチームや村長などが並ぶ来賓席でした!(汗)

一般の人と一緒でいいのに〜と言ったら、「いいのいいの、君達も招待されてるんだから!」


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そんな訳で、ポリネシアンダンスやタヒチを拠点に活躍するバンドの演奏を前に、たくさんの美味しい食事をご馳走になったのでした。

 


村の食事会がお開きになって、集会所は人もまばら。

その後、役場の関係者と明日タヒチへと戻ってしまうエコロジスト(バンドの人でもある)達に混ざって2次会へも招待されました。

 

それぞれがギターやウクレレ、見たこともない弦楽器を巧みに演奏して、ポリネシアンミュージックの生演奏。お見事!

 


子供達は…誰かが提供してくれている小屋にベビーフットと卓球台があって、夜遅くまで遊んでいます。この時、まだ夏休み中。f:id:SailingSiesta:20210817182353j:image

この村は、みんなが家族のようなものだから、危険はないわよ。大丈夫よ。

と、みんなが声を揃えて言うのです。

時間の流れがゆったりで、生活も質素。

昭和のゆるい時代に育った私には、非常に居心地がいい島なのです。

 

Raroia島の話、まだ続きます。

最初の島、Raroia島へ。

犬のミカの検疫の関係で、タヒチへ直接向かうことにしていたのですが、オートパイロットの故障により、7日間交代で舵を取り、たいした睡眠も取らずに来たのでもう限界。

休息しないと体が持たないので、通過点の島に立ち寄りました。

 

ドーナツ型の環礁はAtoll アトル。

それを囲むようにある島がMotu モチュ。

ここに来るまで、何の知識もありませんでした。

 

初めてのAtoll (環礁)。

所々にMotu (島)の切れ目があって、水深によってはそこからAtollに入るようになっています。(海図に情報があり)

ここにすんなり入っていけるものだと思ったら大間違い。

潮の満ち引きを見て、上手く潮の流れに乗って入らないといけないのです。知らなかった…。

 

Atollの入り口に来たのがお昼過ぎ。

Atollの中にに入ろうと向かったのですが、潮の流れが逆流して前に進まないのです。

しかも、その波の凄まじさと言ったら!

過去にポルトガルで河口にある港に入る時に大変な思いをした時があったのですが(同じ場所で友人の船は舵が折れて操縦不能になって破損)、その時よりもさらに激しいのです。

 

前に進んでいるようで、気づくと同じ場所に流されて荒波に揉まれる…。

踏ん張って、エンジンの出力を上げてもダメ。

折しも天候が悪く、強風と雨、潮の流れには逆らえず、3度挑戦したもののダメでした。

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早めの夕飯を取って、再度挑戦するもまた失敗に終わり、さらに待って5度目の挑戦でなんとかAtollの中に入ることができました。

 

が、日暮れの早いポリネシアではもう辺りは真っ暗。海図を見ながら進んでいきますが、風も強く視界も悪いので怖い怖い。

 

アンカリングポイントに無事に到着。

風の音も凄まじかったけれど、1週間ぶりにゆっくりベッドで休むことができました。

 

次回は、いよいよ島の中へ突入です!

 

 

 

太平洋横断 その2 雑記

42日後にたどり着いたRaroia島の事を書く前に、太平洋横断中のSiesta内での事を…。

 

40日以上も外に出ることができないと、ゴミの処理に頭を悩ませるわけです。

なるべくコンパクトに、臭いのあるものは洗って乾かしてプラスチックと紙のゴミにそれぞれ分けて、野菜くずは海に呑み込んでもらう…。

ただこれだけなのに、ゴミのかさがぐっと減りました。

 

波のうねりが強くてオートパイロットに負担がかかるのと、船の揺れを軽減させるために機帆走(セイルとエンジン併用)をする機会が多かったです。それに加えて天気がいいのでソーラーパネルからの供給される電気も満タンに。

ガスはなるべく使いたくないので、炊飯器で作れるものを工夫します。

 

このナビゲーション中にNinaにパンの焼き方を伝授。


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材料を混ぜて冷蔵庫で一晩寝かせたものを、毎日焼いていくのがNinaの担当になりました。

 

美味しくできたら、今度はデザートに挑戦。

炊飯器でケーキも焼きます。f:id:SailingSiesta:20210812165616j:image

缶詰のクリームデザートも無くなってしまったので、これもNinaが作ってくれることに。


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チョコレート味、ミルク味、コーヒー味。

簡単に、水でふやかしたチアシードを加えてプチプチの食感も楽しいです。

 

 Crème au chocolat façon Mont Blanc

チョコレートクリームのデザート(缶詰のモンブラン風)

(小さな容器6個分)

・牛乳 500ml

・砂糖 80g 

コーンスターチ      大さじ3

・無糖ココア    すりきり大さじ5

1) ボウルに粉類をよく混ぜて、少しずつ牛乳を加える。

2) 鍋に移して、中火にかけながら混ぜる。

とろみが出たらOK。(冷ますともっと固くなります)

3) 容器に移して冷やしていただく。

※ ココア抜きだとミルク味に、牛乳の半量をコーヒーに変えるとコーヒー味に。

コンデンスミルクを入れてコクを出したり、キャラメルにしたり、抹茶や紅茶風味にしたり、応用可能です。

 

ところで、このナビゲーション中に釣った魚は合計で9匹。

- カツオ 3匹

- マヒマヒ(シイラ) 5匹

- マグロ 1匹

マグロ好きなニコラは大喜び!

船の周りをキラキラしたものが追ってくるのでイルカかと思ったら、マグロだったのです。


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左はカツオ。中央がマグロ。解体してみると身の厚さにビックリ。


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お刺身もガスの節約に大助かり。

海鮮丼も、我が家のメニューによく登場します。

 

ミカは毎回の釣りの成果に満足。

ある時は余りにも興奮して、バタバタ暴れる魚から外れたルアー(疑似餌)を捕らえようとしたり。(笑)

大西洋の時に比べて船にめがけて飛んでくるトビウオは少なかったけれど、毎朝の楽しみでした。

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ある時は夜中に急に吠え出したので外に出したら、あるところを見て吠え続けるのです。何も無いよ〜と、なだめるけれど諦めず…よーく見たら、予備の燃料タンクの後ろに挟まっているトビウオがいました。

犬の嗅覚って本当にすごいですね!

 

さて、次はRaroia島の話に戻ります。

 

太平洋横断 42日間の旅

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大変ご無沙汰しておりました。

家族全員、元気にしています。

無事にタヒチ島に到着しました。

 

ここポリネシアはインターネット環境がイマイチで、家族との連絡にも時間がかかり、ブログの更新もなかなかできずにおりました。

 

パナマからフレンチポリネシアの最初の島まで、42日の航海でした。

途中、トラブルがあって、予定通りにタヒチ島にダイレクトには上陸できませんでしたが、途中で寄った島々で、たくさんの貴重な経験をしてきました。

少しずつ整理しながら更新しようと思います。

 

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パナマからポリネシアまでのルート上 エクアドル沖にあるガラパゴス諸島を経由する船もいれば、通過していく船もあり。

ガラパゴス諸島に船で行くと30万円程の費用がかかるというので、私たちはパス。

常にガイドが必要だったり、犬は上陸不可能なので、最初から行く予定ではありませんでした。

 

パナマを出てから、エクアドル沖へ向かう途中、最初の4日ほどは穏やかで平和な航海でした。

釣り糸を垂らすと釣れるため、料理長(私)は「1日2匹まで」と釣り人(ニコラ)に要求したくらいです。

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その後、段々と海が荒れ始め、波が高く、風も強くなってきました。

潮の流れも強く、船も傾き、揺れる揺れる。

料理をするにも、調理台にしがみつきながら、登り坂を歩いているような感覚。それでもずり落ちます。

 

パナマを出てから10日目、Siestaは赤道0°を通過しました。

赤道って、灼熱地獄のイメージがあるのですが、寒流が流れているせいか、肌寒いのです。

パナマでは30℃近くあった水温も、ここでは24℃を切るくらいまで下がりました。

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ポリネシアまでのルートは、本を参考に。

世界中を船で周るルートが事細かに乗っています。

↓中学時代の地図帳。ドイツが東西に分かれている時代。ある意味貴重です。😂

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ガラパゴス諸島周辺は無風地帯があるので避け、そのまま南緯3°まで南下。

キャピテンが言うには、それを超えたら風が収まって穏やかになるというので信じていたら、それを超えても風は一向に止まず。

季節的なものなのでしょうかね?

ただ、当初は正面から来ていた潮の流れがここまで来ると後ろから押されるようになっていました。

 

赤道を越えた辺りから、安定した風向きに。

相変わらず風が強いけれど、具体的な数字での風速は分からずじまいでした。

と言うのも、コロンビアにいた頃から不調だった風向風速計、結局は、今回は無しで出航したのでした。

それに付いている小さなソーラーパネルが充電しなくなったみたいで…。それじゃ、何度も充電池を交換してもダメな訳ですよね。

 

ガラパゴス諸島周辺で海鳥がSiestaの先端に掴まり3日ほど一緒に旅をしていました。

旅仲間ができたようで、ちょっとほっこり。

というのも、ガラパゴス周辺から、すれ違う船を見なくなったのです。何日も何日も、見えるのは水平線と雲だけ。不安ではないけれど、他の船を見かけたらテンションが上がるに違いないのです。

 

35日目。フレンチポリネシアの海域に入って、旅もあと少しだと気が緩んでいるところに、翌日36日目にオートパイロットが作動しなくなりました。😭

強いうねりの中で1ヶ月以上も酷使してきたので、正直心配でもあり、覚悟もあったけれど、やっぱり動かなくなるとゲッソリ。😫

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結局、1週間、ニコラと交代で絶えず舵を握っていたのでした。毎日、風とうねりで、ハンドルを握る手も豆だらけ。本当にハードな1週間でした。

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フレンチ ポリネシア

赤い線を通ってきました。

41日目。オートパイロット故障から6日目の早朝、初めての島 Fakahina島 が見えてきました。一同興奮。

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ミカは大地の匂いを感じて身を乗り出します。

何とかしてアンカリングをしたくて、海図をチェックしながら島の外側を半周するけれど、水深がありすぎて断念。

泣く泣く、次の島へ目指しました。

日暮れ近くの17時半。Fangatau島へ。

今度こそ!とアンカリングポイントを探すけれど前回の島同様に深すぎるのと、岩だらけなので諦めて、また次へ。

ゴールがあるようで 無いのです。

 

42日目。オートパイロット故障から7日目。

昼過ぎにRaroiaへ到着!

が、この環礁にすんなりとは入れずに苦労したこと!

 

Raroia編に続きます。

 

 

 

 

長い航海の果て

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久しぶりの更新です!

 

太平洋横断はかなりハードでした。

大西洋の時に比べて、穏やかに まったりする時間が限りなく少なく…。毎日、風が強く、潮の流れも激しくて ずっとマラソンをしているような感覚でした。

 

タヒチ島に直接行く予定だったのですが、36日目にオートパイロットが故障して、それから7日間、キャピテンと交代で舵を取り…

あまりにも疲労が溜まってきたので、途中の島に上陸しました。

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42日間海の上で過ごし(翌日も嵐で船から降りられず、正確には43日なのですが)、フレンチポリネシアのTuamotuツアモツ諸島の Raroia島に滞在しています。

 

ここはネット環境がイマイチで記事の更新も時間がかかりそうなので、後日、別の島からあらためて航海の様子などアップしようと思います。

 

取り急ぎ、お知らせでした。

家族みんな元気にしています!

 

 

いよいよ出航です。

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ラス ペルラスに着いた時の、キレイな夕焼け空。

しかーし!向こうの雲の中はピカピカ ゴロゴロ ⚡️

そのうち こちらにやって来て、私たちのいる頭上にはクモの巣のような稲妻が…。

どうか落ちませんように〜。

ドキドキだったのです。

何事もなく通過。

パナマは雷が本当に多いです。いやっ!

 

出航する前にやっておきたかった事がいっぱいあって、船底の掃除が その一つ。

2週間前にフジツボなどを取り除いたのだけれど、アンカリングをして動かない状態なのと、水温が30度近くもあるので、すぐに成長してしまうのです。

覚悟して潜ってみたら、あれ?そんなに付いてない。

嬉しいサプライズでした。

 


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BBQをした後に燻製作り。

冷蔵庫も冷凍庫もあるので、食材を急いで使わなくてもいいのですが、やっぱりベーコンとかあると便利なので仕込みます。

スモークチキンも同時に。

保存が目的でもあるのですが、美味しくてすぐになくなってしまうかも?🤔

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かなりいい感じに出来上がりました。

 

雨が降ったり止んだりの天気でしたが、水をたっぷり使って船内の掃除もできたし、外のデッキの汚れも落とせたし、これからの船旅が気持ちよくスタートできそうです。

 

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新しいオモチャをゲットして嬉しそうなキャピテン。

後にポリネシアでのキレイな海をお届けできそうですね!(期待😃)

ポチャンと海に落ちない事を祈ります。🤫

 

イメージ的にはこんなルートです。

遠い…ですね。

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緑の所はガラパゴス諸島なのですが、この近辺は無風状態&潮の流れが逆という可能性大なのです。

どうにか この地帯を避けてガラパゴスを超えるのが第1ポイント。その後はポリネシアへ向かう安定した風が吹いているようです。

 

2週間に出航した加代子さん達の船に追いつくかな?

予定では40日ですが、焦らずに海のご機嫌を伺いながら目的地へ目指します。

 

しばらく このブログやFacebookはお休みさせていただきますね。

皆さんもお元気で!

次回はタヒチから更新いたします。🤗

 

 

さよなら、パナマシティ!


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たまにはシティライフも。@Panama City

 

セイルの修理が終わって、一昨日、カリブ海側まで取りに行ってきました。

 

途中、森の中の道でタライに入ったアボカドを売るおばさんあり。どう見ても、庭で採れた感じ。

車を止めてもらって 値段を聞くと、一つ50セントか75セントだとおっしゃる。

大きなアボカドが全部で10個。いくらか訊ねると、4,50ドルとのことなので全部購入。

硬いものと何日かのうちに食べるものと混ざっていてちょうどいい。しばらくアボカド祭りです。

ところでアボカドって、中に虫が入ることもあるのですね。初めての経験。

無農薬、木の上で熟したという事なのでしょうね。

 

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パイナップルは路上で買うのが正解。

3つで1ドル。青い果実を選んで、6個購入。

熟したら、順次 冷凍保存していきます。

 

こんな感じで最終買い物も終えて、いよいよパナマシティを出発。

前回同様に、ラス ペルラスに停泊して、その後、長い航海に入ります。

 

ラス ペルラスから、最後に更新します!