Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

「パナマ運河の渡り方」その1

突然ですが、昨日、パナマ運河を超えて太平洋側へとやってきました!

あっという間の事で、心の準備もままならないまま初日を迎えました。

 

今回、パナマ運河を渡る前に色々と情報収集したけれど、それでも疑問点がいっぱいでした。

 

以前よりも通行料が高くなった?とか、Covidの影響はどうなの?とか、

友人ナビゲーター達からも質問が多いので、今回、経験した事を出来るだけ忠実に記録しておきます。参考にしていただければ幸いです。

====================================

f:id:SailingSiesta:20210327124227j:plain

 

「Colon到着と、マリーナ編」

 

パナマ運河を渡るとなると、まず、エージェントとコンタクトを取ることから始めます。

エージェントもいくつかあるようですが、素早く対応してくれるところにお願いしました。

エージェントを通さずに自分で直接Canalにコンタクトを取る方法もあるようですが、手続きが面倒らしいです。

ちなみにエージェント料は、350ドルでした。

 

カリブ海側の入り口となるColon。

大きな港があって、青いポイント周辺がアンカリングできる所です。

近くにShelter Bay Marinaがあり、ここでPCR検査をしてもらいました。

f:id:SailingSiesta:20210327123957j:plain
f:id:SailingSiesta:20210327124028j:plain
f:id:SailingSiesta:20210327124106j:plain

左:カリブ海側入り口のColon

中央:Colonの港内のアンカリングポイント(青い◉)

右:Shelter Bay Marina

 

Annex(テンダー)でマリーナまで向かいます。

f:id:SailingSiesta:20210327124349j:plain

ここに着岸するだけで12ドル!?

 このマリーナは何かにつけてお金を請求するので注意が必要。

なんと、アンカリングをしていて、このマリーナにAnnexを着けるだけで1日につき12ドル!

ということは、犬の散歩に連れて来るだけで毎日12ドルかかるわけです。あり得ない。😱

(コロンビアだったら、12ドルあれば、親子3人分の定食とドリンクも頼めます。😂)

プール、シャワーはそれぞれ5ドル。

ゴミを捨てるのにも有料だそうです。みんなこっそり捨ててますけどね。

 

マリーナ停泊料は1フィートにつき1,45ドル。

マリーナ利用者にはColonの街まで買い物専用シャトルバスが無料でありますが、外部の人は1人につき15ドル。

書いていると嫌になりますね、このマリーナ。😤

(結局は、最終清算の時にはディンギー料金は初日のPCR検査の時以外は取られませんでした。謎)

 

高いマリーナの割には船の部品を扱うお店が貧弱で…店の入り口にRaymarinなどのブランド名がベタベタ貼り付けてあるにも関わらず、オートパイロットの修理を尋ねたら、オートパイロットって何?B&G?何ですか それ?と言われてしまいました。ガックリ。

船の修理等はCanalを渡ってPanama Cityの方でするしかないみたいです。

(ちなみにSiestaのオートパイロット、直りました。思った通りプログラムが原因で、取扱説明書を片手になんとか動くようになりました。🥳)

 

マリーナ内には1時間無料のwifiがありますが、売店でDigicelのSIM(3ドル)+7日間無制限のチャージ(7ドル)でインターネットが使えるようになります。

(設定がスペイン語で難しいので、お店のお姉さんに頼みます。)

 

さて、PCRテスト。VHFでマリーナと連絡を取り合います。

ウチら、アンカリングチームなのでAnnexでディンギードックへ。

係の方が待っていて、すぐにしてもらいました。

午前中に検査をして、午後にはVHFで結果を教えてくれます。

PCRテスト 1人につき75ドル、テンダー着岸料12ドル、プラス7%tax、だったような。

 

イミグレーションも、さっさと済ませてしまいたいところですが、午後はオフィスも閉まっているので、翌日に。

次の 「イミグレーション&Canalの手続き」に続きます。