「イミグレーションとパナマ運河の手続きについて」
Colonに到着後、2日目。
Shelter Bay Marinaにあるイミグレーションへ。
係のおばちゃんが、「ここに来る前にここで手続きをして来て!」と、隣の小さな掘っ建て小屋を指して言う。
「ここですか?」
「そうよ。でも10時過ぎでないと開かないから」と、待つ。
なぜ同じ事務所にしないのか、謎。
そして10時過ぎ、この事務所に向かおうとしたら、エージェントのお兄さんが私達を待っていたのでした。(写真左)
右の野球帽をかぶったおじさん、仕切りに携帯をいじってると思ったら、お気に入りの音楽を大音量で流し始める。
所々、質問があるけれど、音が大きくてよく聞こえない。間にエージェントのお兄さんが通訳で入ってくれるものの、お互いによく聞こえず、しまいにはみんな大声で話すことに。🤣
書類にスタンプを押され、ここがクリアランスの事務所だったと初めて知る。
そして、先ほどのおばちゃんの所へパスポートを持参して、滞在許可のスタンプを押してもらい、終わり。
無事に入国審査パス。
マリーナのおじさんが、船のサイズを計りに来るから、しばらくここで待つように!と、また待たされる。
しばらくして、別の「船のサイズを測るおじさん」がやって来たと思ったら、
「これから、そちらの船に向かいます。私は別の船で行きますから、お宅の船に行ってください。」と。
一緒にAnnexに乗ってもらっていいんだけどな。
別の船で横に来て1人だけ置いて行ってしまった…。
船のサイズって あらかじめわかっているのに、なぜまた測らないといけないのか、疑問。
しかも、測り方が結構いい加減。(笑)
係のおじさんに飲み物を勧めたら「お茶ください」と。
え?こんなに暑いのにお茶?熱いのでいいんですか?
後の会話でわかったのだけれど、このおじさんは香港生まれの方。同じアジア人で、思い切り世間話までしてしまいました。
このおじさんはパナマ運河の職員で、慣れた手つきで所定の用紙に書き込んでいきました。
よくある 船の大きさや長さ…などの情報。
他に聞かれたのは、Hornがあるかどうか。
トイレの汚水タンク付きのものはあるかどうか。
船自体の重量と、家具がついた時の重量(net & brut)
ボートスピードはどれくらいか?(遅すぎてもNG)
「適当でいいです。」と、控え目に言ってくれるおじさん。
運河を渡る際の注意事項を教えてくれる。
・ハンドライナーというロープを持つ係を4人必要。
1人につき100ドル支払う
・ハンドライナー 又は パイロットに食事の用意。
・ハンドライナーは船で寝る
・支払いはクレジットカード💳可。
ライナーに関しては、私も1人としてカウントできるので3人お願いする事に。
ニコラはキャプテンなので、終始、ハンドルを握ります。
じゃーん!これがパナマ運河の通行証。
そして、おじさんはまた帰って行きました。
支払いが終われば、いつでも出発OK!
以前は3週間くらい待たないといけなかったようですが、Covidの影響か、運河を渡る船も激減しているようで待たずに渡れます。
パナマ運河を越えるのに必要な額。
Siestaは50フィートなのですが、今は小さくても同じ値段だと聞いています。
Permit cruising に関しては、運河を渡り始めてから1週間以内にパナマの国外へ出る場合は必要なし。
それ以上は185ドルかかります。
個人だと手続きが面倒とのことなので50ドル追加でエージェントにしてもらう事にしました。
この他に、借りフェンダーの受け渡しに25ドル(これはマリーナへ支払う)、運河を渡り終わって返却するのに12ドル現金で必要でした。
さて!支払いが終わったところで いよいよ運河を渡ります。