いよいよ当日!
2日間かけて運河を渡る事になります。
今日はその第1日目。
まず、パナマ運河の地図を…。
(ネット上からお借りしました)
パナマ運河は全長約80メートル、
太平洋と大西洋の間にガトゥン湖という大きな人工湖があります。
詳しい説明はこちらへ↓ 興味深いです。https://www.jica.go.jp/aboutoda/2016_Panama/vol1_2/index.html
初日。
フェンダーとロープの貸し出しが12時という事なので、水の補給を兼ねてマリーナへ。
フェンダー8つ。ロープ4本。
受け取り料金という事なのか?マリーナへ25ドル支払いました。
予定では、13時45分に所定の場所で待機なのだけれど、このフェンダーを持ってきた人達が、「なんなら一緒に…」と乗り込んできました。
乗り込んできた3人は、お願いしていたハンドライナーの方たち。
え?でも、私達、これからお昼ご飯。
あなた達は?
「後でいいよ」って…え?お昼も用意するの、聞いてないんですけど。
3人のうち、年長のおじさん ジュニオがVHFであれこれ連絡を取り合ってくれました。ありがたい。
後の2人、マリオとホセは若僧と言った感じ。
ニコニコしてていい人たちなんですけどね〜。
指定の場所に着いてアンカリングをしようとしたら、急遽別の船が近づいてきて パイロットが乗り込んできました。
えぇ?もう?まだ時間になっていないのに。
「準備が整ったから、もう行きましょう!」とパイロット。
え?お昼ご飯は…パイロットさんもですか?😳
というわけで、急遽、私たち3人+ライナー3人+パイロット1人の合計7人分の食事を用意する事に。
聞いてないよ〜〜。
急いでいるときに限って、パスタの茹で時間が12分。いつものは8分くらいなのに。😫
結局、出来上がってみんなが食べ始めたのが14時くらいになってしまいました。
パスタも早めに茹で上げたら、パイロットが、
「おぉ〜!アルデンテ!美味しい!」
アルデンテ、知ってるんですね…。😏
食べている間も、船は前進しているのです。
つまり、ニコラが食べている間は私がハンドルを握って…。
水門に近づいてきました。
一緒に越えるカタマランも到着。
ピッタリと船同士を繋げます。
写真にはないけれど、実は左側にも大きなモーターボートがいて、Siestaは真ん中でした。
後ろを振り返ると、水門が閉まってる!
そして約10分かけて、このプールに水を貯めます。
おお!水面が上がってる〜〜!
前にいたタンカーが次の水門へと向かうと、私たちヨット/ボートはそれぞれ離れて 2つ目の水門へと進みます。
次の水門まで来て 前のタンカーが止まると、ヨット/ボートはまた1つに繋がり、後ろの水門が閉じて水が貯まり… 。
最初の ガツン閘門ではこれを3回繰り返します。
最後の水門を出たら、ガトゥン湖!
17時過ぎ。
今日はここで寝る事になります。
そして、お迎えの船が来たと思ったら、パイロットは帰って行きました。
私は早々に、夕飯の支度。
今日一日、休む事なく操縦ハンドルを握っていたニコラはライナーの3人とビールタイム。
前に聞いた話では、「ハンドライナーの人は外のデッキかキャビンのソファーに寝る」って聞いてたのに、若僧マリオが昼間の明るい時間から「ねぇねぇ、僕の部屋はどこ?」ってしつこく聞いてくるじゃありませんか?
別に余った部屋があるから使ってもらうのは構わないけれど…。年長のジュニオに部屋を勧めたら、外のデッキの方がいいとおっしゃる。
それなら、若僧2人で部屋を使うのかと思えば、マリオ独り占め。😠
私たちが勧めたこともあってか、皆さん、シャワーも浴びてぐっすり就寝。
翌日に続きます…。