Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

リュックを修繕しながらラン活を考える。

太平洋横断の際、穏やかな日は読書や裁縫をしておりました。

 

その昔、友人が引っ越す時に不要物の中に入れていたリュック(デイパック)。

破れているわけでもなく、使い込んでヨレヨレということでもなく、捨てるのももったいないので譲ってもらっていたのでありました。

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毎日使う訳ではなく、たまに買い物に行く時に使っていたのですが、合皮の部分が傷んできてビニールのかけらが使うたびに剥がれるようになってしまいました。あらら〜。

 

普通だったら処分するかな?というレベル。

Ninaが学校に通う時に使いたいと言っていたので修繕することにしました。

 

こちらの小学校はバッグは自由。

リュックタイプの物もあれば、車輪が付いた物を引っ張るタイプもあったりします。

小学校も高学年になってくると、リュックタイプが多いかな?Ninaの体の大きさに比べてかなり大きいのだけれど、ちょっと背伸びをしたいお年頃。

 

合皮部分の代わりに、丈夫なヨットの日除けの布を使用。防水加工でもあるので、ぴったりなのです。

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分解して、同じように型紙を取って…と、簡単そうで、内側はバイアステープできちんと縫い端が包んでありました。同じように直さなければ…。

 

これを縫いながら、ランドセルの事を考えていました。昭和の時代に育った私にはそんなにこだわりは無かったけれど、友達の、ボリュームがあって、下のマグネットの鍵をひねってガチャリと閉めるのが羨ましかったな〜と考えていました。私のは、マグネットでピタっと閉めるだけだったんですよね…。そんなどうでもいい事にこだわっていたんですね、当時の私。

 

今は、「ラン活」というのがあるそうですね。

時代の波にはついていけないけれど、ムスメがこの風習に乗っていない事にある意味安心したりして。

 

使いやすいように小さなポケットを付けたり、チロリアンテープで飾ったりして…これはハンドメイドならではですね。

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以前、お友達からもらった熊さんの可愛いアイロンプリントを縫い付けて、出来上がり!

かなり気に入ってくれました。

 

使い始めてから数日後に、「ママ〜。ファスナーが開かない!」

そうなんです。金具に潮がかかって錆びやすい!定期的にワセリンを塗ってお手入れ必須です。

海の上での生活って、こういう時に困るんですよねぇ。そのうちファスナー無しのリュックサックを探さないといけないかもしれません。

あるのかな?

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小学校の家庭科の授業でやった「運針」(うんしん)。今もあるのかしら?

フランスの学校ではやらないよね〜と思って、少しずつ練習させることにしました。

ボタン付けくらいは覚えないとね。

食事の際に使う 自分用布ナプキンを さらし布で作ります。普段はキッチンペーパーを使っていたのですが、ポリネシアはとても割高なのです。

最初はキレイに縫えていたけれど、最後の方は嫌になっちゃった?縫い目を見てると面白い。

 

私もそのうち、刺し子の布巾などをゆっくり作りたいな〜。