Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Alerte Rouge

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雨上がりの土曜の朝…。

 

トンガでの大噴火により

多くの方が心配してくださり、

たくさんのメッセージをいただきました。

タヒチ島では特に津波の被害もなく、静かな土曜日を迎えました。

遠く離れたマルキーズ諸島でそれらしき波が届いたというのをネットで見ましたが、被害は特にない様子。

逆に、日本で受けた津波の影響の方がビックリです。

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それよりも、タヒチではこの2、3日は大雨と強風と高波での警報が出ていて、かなり緊張モードだったのです。

 

何日か前から、停泊していた船が少しずつマリーナを離れていきます。

いつもいっぱいのマリーナも、なんとなくガラガラ。

私達は学校の送り迎えがあるのでマリーナに留まることにしました。

陸の友人達からも、心配メールをいただくくらい、タヒチの海周辺は緊張感いっぱいだったのです。


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どこの船も、ロープでぐるぐる。

桟橋はクモの巣のようになっています。

 

沖合いでアンカリングの場合は、風と波でアンカーが流されないように注意しないとですが、

マリーナの場合は、ちょっと違う問題が出てきます。

今回、うねりが凄いとのことで警戒していたのですが、何が心配って…

船が桟橋に乗ってしまう恐れもありますが、それよりも上の左の写真↑に写っている黒い鉄の柱。

右の写真には奥に小さく写ってますが、これ、桟橋を固定しているのです。


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ここのマリーナ、この柱が異常に低いんですよね。

大きな波が来たら、桟橋が浮いて外れて流されてしまうんではないかと。😱

以前通過してきたどこの桟橋でも、人の高さよりもはるかに高かったこの柱…。


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(↑ スペインの小さな港町と マデイラ島)

 

隣の船を管理している方に聞くと、以前はもっと高かったそうなのです。

見かけが良くないから全部切ってしまったのだそう。😫

安全を取るか、見かけを取るか、でこのマリーナは後者を選んだようで。

 

さて。

新学期が始まった月曜からずっと降っていた雨。木曜日あたりからこの嵐。

ついには金曜日は学校が休みになるという事態に。

 

そして迎えた金曜の朝。

まだうねりは多少あるけれど、雨は止んで天気は回復の兆し。

 

木曜の夕方は、休校の知らせを聞いて送り迎えをしなくていい安堵感でホッとしていたのに、

天気が回復すると「何で学校が休みなのじゃ〜」と怒りさえ感じる私たち。😬ははっ。

 

結局、何事もなく1週間が過ぎていきます。

 

最後にもう一度。

私たちは元気です。

ご心配いただき、ありがとうございました。