Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Siesta 海に戻る

メンテナンスが終わりました!

1ヶ月の陸生活も終了。また海上でゆらゆら暮らしが始まりました。

水シャワーとも さよならで、ちょっと嬉しい。

久しぶりのSiestaでの温水シャワーにホッとしつつ、トイレが近くにある有り難さ。

水回りって、結構重要ですよね。

 

今週は学校がお休み。

この間に、Nuku Hiva ヌクヒバ島へ行こうと計画していたのですが…。

週末、学校が終わると同時に出たかったけれど、満潮時間が合わなくて断念。

しかも、休みが終わる頃の風向きが逆方向で、ここに戻ってくるのに大変なのと…

マルキーズに唯一いる獣医がNuku Hivaにいるのですが、予約を取ろうと連絡したら、

「ヌクヒバの動物病院をたたんで、しばらくニューカレドニアに戻ります。」と。

えぇ〜?すごいタイミングでダメでした。

縁がないってことなんですよね、きっと。

ミカちゃん、診てもらいたかったのになぁ。最近、歳のせいか、すごく痩せてしまって。

健康チェックしてもらいたかったのですが、仕方がない。

食欲は相変わらず旺盛なので、しばらくまた様子見です。

 

この1ヶ月、このボートヤードで また色々な出会いがありました。

下見に来た時に、ニコラがボスのヴァンサンと話している間、外で待っていたら、

「このテラスで待ってたらいいよ」とネットのパスワードをくれたティノ。

犬は靴履いてないから、ここで待ちます、って言ったら、

「いいの、いいの、君はビーサン脱いで、犬はそのまま入っていいから」と。

土足禁止って書いてあるけど、犬はいいよ、って。
後でわかったのだけど、野良猫やニワトリは自由に行き来していて、
犬はOKなのが納得。おおらかだな〜。
右はティノのアトリエ。ジブセイルの修理をお願いしました。
「あらかじめ解けるところは解いておいて。その方が、君達の方も手間賃の分、安くなるし、
僕も仕事が減るから、お互いにいいでしょ?」って。納得!

ある時は、従業員のテヴァが材料用意するからお寿司作って!のリクエスト。

OKしたら、くるわくるわ、材料が次々と。

マグロは1キロ1000円。こんなにたくさん?
卵も3ダース。米、2kg以上あるし…。

従業員とランチで食べて、余ったら、それを家にお持ち帰りしたい、とのリクエスト。

私は作業は放ったらかして、朝からお寿司作り。

いやぁ、たくさん作りました。ポリネシア人、よく食べるから。

山のように作ったのに、あっという間になくなった!
マグロが余ったので、お刺身も用意。
テーブルクロスの代わりに、バナナの葉っぱを持ってきてもらいました。

そして、お持ち帰りに用意したのがこちら。(昼は時間がギリギリで写真を撮る時間もなく)

こんなにたくさん。
テヴァ、大喜びで帰っていきました。

マンゴー、マンゴー!
左はテヴァがお礼にくれたもの。立派!お庭で採れたのだとか。
右は散歩の途中で拾ったもの。小粒だけど甘いのです。
どちらも甲乙つけ難いくらい、美味しい!

ある時、グレープフルーツやココナッツが山のように置いてあって、「ご自由にどうぞ」。どなたかが出航する予定でたくさん用意したけれど、出なくなったらしいのです。

Free Food、ありがたく頂戴したのでした。

そういえば、Hiva Oaヒバオアに来てから果物買ってないねぇ…。いただいてばかりです。

 

(レンタルの)車がある船仲間から、「買い物に行くけど、一緒に行く?」と声をかけてもらって、街まで乗せて行ってもらったり…。

 

ある時は、アメリカ人夫婦が「日本人ですか?私たち、日本へ行きました!清水でたくさんの人と知り合って、本当に良くしてもらいました。色々旅をしているけれど、こんなにも素晴らしい経験をしたのは日本が初めて。」とおっしゃっていました。

日本のヨット仲間達は親切な人が多いと興奮していましたよ。

嬉しいことですよね。日本のナビゲーターの皆さん、ありがとうございます。

私たちもいつか日本へ行きたいな〜と、ちょっと現実的に考えることが多くなりました。

 

アンカリングもいいけれど、人と触れ合うことができるボートヤードの生活も刺激的でよかったです。

久しぶりのゆらゆら揺れる船。

ゆりかごのように、今日はぐっすり眠れそうです。