Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Raiatea ライアテア島へ 07/2022


前回の、タヒチ島からモーレア島までの行程は①。

翌日、モーレア島を離れて、ライアテア島へ ②。
予定よりも早く到着して、「タプタプアテアのマラエ」というポリネシアの歴史において重要な遺跡を見学したのでした。

タプタプアテアのマラエ  UNESCOの世界遺産にもなっています

にわかに神聖な気持ちになったところで、去年の秋に知り合ったアンリの元へ訪ねます。
前回、滝への散策への帰りに、果物を売って分けてもらえないか尋ねたら、山のような果物をタダで譲っていただいたので、娘さんにちょっとしたプレゼントを渡しに…。

ちょうどアンリは境界のミサに行くところで、息子さんのテマが私たちの相手をしてくれました。
観光ガイドをしている彼が、ポリネシアにまつわる伝説を話してくれたり、ココナッツの葉でハート❤️の編み方を教えてくれたり。(ややこしくて覚えられず。😂)
また果物を頂いてしまいました。ありがとう〜。
しかも、今回も車でディンギーの桟橋まで送ってくれて…。
ポリネシア人、とことん優しいです。

パペーテでよく見かけた大きな船 Wind Spiritが来ていました。

船を移動して、③のポイントへ。
ここではイタリア人の友人家族とランデヴーがあったのです。
1年半前、カリブ海のカリアク島で知り合い、子供同士でよく遊んだ思い出が。
一人娘のレヴァちゃんは、9年前に両親がヨットで旅行中にタヒチで生まれたそうで、その地を娘に見せてあげたいと言っていたのです。

あ!レヴァの船だ!一番先に見つけたのはNina。 子供の方が、船をよく観察していたりします。

久しぶりの再会。
思いがけず、パナマ運河の話になって、ママのララが、
「そういえば、パナマを渡った時にお願いしたハンドライナーの人たちがSiestaと一緒だったのよ!」と。
なんでわかったの?と聞いたら、運河を渡る時に出される食事について話していた時に、ハンドライナーの人達は、船の船籍、または乗っている人の国籍で食事がうまいとかシンプルだとか、
そういうのがわかるのだと語っていたそうで。
もちろん、友人のララもイタリアのマンマなので美味しいご馳走を作って、それはそれは喜んでもらえたそうで。

「そういえば、アジア系フランス人家庭で、奥さんが日本人で…その時は、美味しかった!」と言っていたそうなのです。
「レヴァと同じくらいの女の子がいた?犬が乗ってる?」そうそう!ということで、
「あ!知ってる!Siestaだわ!」となったそうなのです。
遠く離れた所で、私たちの話題が出るなんて。
褒めてもらって非常に嬉しかったのでした。

で、Naokoは何を作ったの?と聞かれ…

「……覚えてない。」😅
あの時、必死だったんですよね。

ちょっとしたビーチにも、こんなに立派な貝がゴロゴロ

思い出話に弾んで、翌朝はそれぞれの航路へ。
別れは寂しいけど、またいつか会おうね!