Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

ラス ペルラスで楽しむ

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新調したディンギーに乗って、島の反対側へ。

どこのビーチも流木や貝殻、そしてプラスチックのボトルなどが打ち上げられております。

これ、ゴッソリ掃除できたらいいのにな、と思いながら。


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散歩の帰り、海を覗いてみたら 大きな魚がウヨウヨ。これを見てしまうと、もう いてもたってもいられません。釣り竿持って、ディンギーで進みながら糸を垂らします。

Ninaは1人でkayakの人。

疲れた〜と言いながらも 結構な距離を漕いでおります。

 

タラの仲間はよく釣れます。


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そしてカワハギの仲間。ウスバハギ?かな。

小さめの魚をリリースしても、毎日、足りることはなく、消費するのにちょうどいい量が獲れています。

 

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サワラのお寿司。手毬寿司のように上品に作りたかったのだけれど、だんだんと大きくなってくる。😆

ちなみに、パナマのお米で握ってみましたが違和感が全くなく、合格!💮


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実はパナマシティから、友人の船が合流して、アペロに持参したのでした。

 

翌日は、タラのフライを差し入れ。

パン粉が限られているので、コーンフレークを砕いて使っています。サクサク!

大好評でした。

 

彼らは何日かここで滞在して、直接フレンチ ポリネシアへと向かいます。

女子1人、男子4人。

料理とか全て女子に負担がかかるだろうと思っていたら、皆さんそれぞれ料理を作って、皿を洗って…まぁ、いい具合にバランスが取れているのですね。

でも彼女が、「たまには女子トークがしたいっ!」と言った時は笑えました。確かにね。

 

カニ捕り用のパニエに入っていたのが、タツノオトシゴ

水族館で見たことはあっても、こうして近くで見たのは初めてでした。結構小さい。


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観察後は、海にさよなら〜〜!

 

困った事に、ここにいるとNinaっちの勉強がはかどらない!はい、親の責任です。😂

 

 

 

 

Las Perlas ラス ペルラス諸島へ

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誰いない海。

ヤドカリだけが忙しそうに移動しております。

 

パナマシティ周辺の海は残念なことに海の水はとてもキレイとは言いがたいのです。

ゴミをポイ捨てする習慣がまだあるのかな?

ナビゲーションの間も、大きな流木の他にプラスチックゴミの多いこと多いこと。

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キレイな海を求めて、パナマシティから約60km離れた Las Perlas ラス ペルラス諸島へやってきました!パール(真珠)というだけあってキレイ!


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沢山の島が点在していて、ちょっと移動するだけでまた別の島へ到着するという、ナビゲーションも飽きない程度の時間なのですごくラク

初日は赤いポイントでアンカリングをして一泊。

翌日は青いポイントまでやって来ました。


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久しぶりのビーチにミカたん 大喜び!

ヤドカリを追いかけては 鼻を砂にうずめるという…楽しくてたまらない様子。


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黒い雲が立ち込めて怪しい天気かと思えば、その後キレイに晴れ上がって 海もキラキラしていました。

水温も高い!泳ぐにも気持ちのいい温度です。

 

散歩の後、短いナビゲーション。


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Spanish Mackerel サワラが釣れました!

やった〜〜!

コロンビアではお肉が美味しくて、ここパナマでは魚市場にまだ足を踏み入れてないこともあってずっと肉食だったんですよねぇ…。

久しぶりのお魚です。


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Ninaはカヤックで船の周りをぐるぐる。

波も穏やかで風もないので安心して漕いでおります。

 

修理してもすぐにしぼんでしまい 穴が塞がらないディンギー(テンダー)をやっと買い換えました。専用の接着剤がなかな手に入らなくて苦労していたのです。

以前のは底が厚いアルミ製だったせいか重くて…。新しいのは軽い!速い!濡れない!

カバーを作るミッションが増えました。

 


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夕飯はお約束のお刺身定食。

久しぶりに作ったお味噌汁も好評でした。

お米はこちらのスーパーで買ったもの。

5ポンド=約2.27kgで2.20ドルくらいだったような。

癖もなく、日本米のような粘り気があって これはいいかも。おにぎりやお寿司もできそうです。

 

パナマシティに戻る前に、心の充電をしてきます。

 

パナマシティで地下鉄に乗ってみる

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前回に続き、今度はパナマシティの地下鉄に乗ってみました。

 

パスカードは前回と同じ。

つまり、バスとメトロは共通で使えるのです。

しかも、基本的に一度乗ったらどこまでも同じ料金。

日本でも、鉄道会社が変わっても、距離が遠くても均一料金だったらいいんですけどね〜〜。

 

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メトロの構内。ピカピカで清潔。

薄暗くて臭いパリのメトロとは大違いです。

日本っぽいかな?

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電車が来ました!


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昼間なのでガラガラ。

かなりモダンですね。

 

短い区間でしたが、快適でした。

一回、35セント。

うーん、羨ましい。

 

実はこの日、帰るのが遅くなってしまって(帰りのバスがなかなか来なかったのです。)、船に戻ったのはすっかり暗くなってから。

ミカ姉さんが心配で心配で…。

心細くしてるだろうな〜と、気が気ではないのです。

 

お留守番の時は、好きな時にトイレを済ませられるように外で待たせるのですが…

暗くなって戻ってきて、ミカ!って呼んでも返事がない!!😱何度も呼ぶけれど、いつもいる場所付近には居ないのです。

ニコラがボソっと、「海に落ちて死んじゃったんだ…。」と。

そんな〜!と、Ninaが必死に船頭の方へ行ったら、「ミカっ!いたよ〜!」

どうやら、日除けの下でぐっすり眠っていた様子。

いつもなら、ディンギーの音が近づいてくるだけで尻尾を振って吠えまくるんですけどね…。

家族の帰りが遅くてパニックになってよかった。

そんなミカ姉さん、来月は12歳の誕生日です。f:id:SailingSiesta:20210415114710j:image

散歩の後は、この格好で脚を拭き拭き。😁

 

パナマシティでバスに乗る

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コロンビアに滞在していた時は、ショッピングモールに行くにもタクシーを利用しておりました。炎天下の中を歩くのを考えたら、250円くらいは安いものでした。

 

で、ここパナマ

タクシーに乗ると大体5ドル。

(パナマではUS$と同じです)

コロンビアに比べたら、一気に倍になった訳です。

タクシーって、毎回値段交渉から始まります。

これが結構面倒くさい。

 

現在、アンカリングをしているのですが、ディンギードックのすぐ近くにバスストップがあるので、バスに乗ってみることにしました。

なんと、25セント!安いっ。

 

が、パナマシティではバスや地下鉄は現金で支払いできず、あらかじめカードを作っておいて💳それにチャージをする必要があるのです。

近くには販売機もないので、行きはタクシー、バスターミナルでカードを作って、帰りはバスに乗ることにしました。

 

行きのタクシーをバスストップのベンチで待っていたら、隣に現地のおじさんがバスを待っていました。

 

現地の人のタクシーの相場を聞いてみたくて、話しかけてみます。ココらへんが「おばちゃん」なのだろうな。オットはこういう時、自らは話しかけません。

 

私「Hola!すみません、バスは現金では払えないのですか?」と、(知ってるくせに)英語で聞くと…

おじさん「現金ではダメなんだよ。どこに行くの?…タクシーに乗った方がいいよ。」スペイン語ですが、多分こんな感じ。

私「セントロ(センター)に行くのにタクシーでいくらくらいかかりますか?」

おじさん「3ドルだよ」

あ〜〜、そうなんだ!やっぱり外国人には高く言ってくるんだな、と思っていたらタクシーが目の前に。

運転手さんに値段交渉していると、さっきのおじさんが来て、交渉に手伝ってくれたのでした。😙やった! おじさん、ありがとう!

 

無事にショッピングモールに着いて、すぐ隣のバスターミナルでバスとメトロが使えるカードを購入しました。

カード代2ドル。チャージは1ドルから。

 

このカードのいいところは、複数いても1枚のカードでOKだということ。無駄に1人1枚ではなくていいのです。

ちなみに、メトロは35セント。

バスの乗り継ぎをする場合は、降車の時にもう一度カードをかざすと40分間に限り次のバスがチャージされないとのことでした。

で、子供料金は?と、バスに乗った時に運転手さんに聞いてみたら、くぐって入ってOKとのことで、Ninaは無料。

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Ninaはバスが好きなので大喜び。

気持ちわかるなぁ。外の景色が高い所から見えて楽しいよね。

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そろそろマンゴーの季節。

たくさん落ちているのに誰も拾わない。

スーパーだと結構高値なんだけどなぁ。(マンゴーはコロンビアの4倍近くもするのです)

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これは別の日。街へ向かうバスの中。

Siestaを横目に、ミカちゃん大人しくしてるかな〜、とちょっと罪悪感。

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目的地のショッピングモールは、犬連れOKなのでした。

でも…さすがにバスには乗れないよねぇ?

 

メトロバスのカードの買い方はこちらを参考にさせていただきました。

https://ito-ryokou.com/panama-card-metro-bus/

追記: 現在は1ドルコインも使えます!

 

実はカード購入時に、お金を入れたのにカードが出てこないというちょっとしたトラブルがあったのですが、ターミナル内にいる係員の方達(黄色いベストを着ています)、英語も話せるし、優しく対応してくれました。

これも経験…。

 

次はメトロに乗ってみよう!

 

 

ミカ姉さん、抜歯をする

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突然、こんな変顔で失礼!

ミカ姉さん、熟睡中です。

 

動物と一緒に旅行するのは大変なのです。

国を出る前に、次の国に提出する健康診断書を用意していきます。

と言っても、今まで犬のパスポートをチェックされたことは ほぼ無くて、キュラソー島の税関で書類をジーーーっと見られたことくらい。もちろん、何の問題もなかったですけどね。

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↑ミカ姉さんのパスポート

 

そのキュラソーを出る前に、獣医さんに「ミカちゃんの前歯、多分痛がっているから、いつか抜いた方がいいですよ」と言われていたのです。

そう言われれば、前歯の一本が虫歯っぽい。

 

そして、コロンビア。🇨🇴

またもや、ここを出る前に獣医さんに連れて行って、もうすぐ切れるワクチン注射と、その前歯の抜歯を相談したのです。

 

何日か後にまた来てくださいってパターンかと思いきや、じゃぁやりましょう!って、直ぐに麻酔をして。

診察室には先生と助手、その他1人しか立ち会いできず、最初だけニコラが見守ることに。

 


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待っている間に、別のお客さんが連れてきた仔犬と遊ぶNina。
マスコットのぬいぐるみみたい〜〜!

可愛〜いぃ!😍♥️

トイプードルと言っていました。

 

診察室からキャンッと聞こえて、麻酔が効いてなかったのかとちょっと不安になる私。

どうやら無事に終わったようで、先生が抜いた歯を持ってきてくれました。

 

耳と顎の下をいつも痒がっていることを伝えたら、耳掃除もしてくれて…。f:id:SailingSiesta:20210405122942j:image

処方された薬(口の中と耳)と、かゆみ止めシャンプー、ノミやダニ避けの薬(これがマルティニークではめちゃ高価だった!)。

 

ワクチン+抜歯+薬で、合計で200ユーロくらい。(26000円くらい)

コロンビアでやってもらって良かった…。

 

ここパナマでも、また獣医探し。

近くにいいところがありますように。

 

「パナマ運河の渡り方」その4

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さて、湖で静かな夜を過ごした後は、いよいよ太平洋へと向かいます。

 

第2日目。

朝7時15分にパイロットの方が来るというので、私達は先に朝食を済ませました。

そして時間通りに、パイロットがまた別の船で登場。

なにも毎回、こんなに大きな船で来なくても、テンダー(小型ボート)でいいのにね、と余計な事を考える私。😐

今日のパイロットはあまり喋らないタイプの人でした。

朝食を勧めても要らない、と。コーヒーだけ用意しました。

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ガトゥン湖って広いんです。

しかも、セイルはNGでエンジンのみ。

7時半にスタートして、3時間延々と7ノット平均で進んでいきます。エンジンさん、頑張れ!

 

その間、ハンドライナー達はそれぞれ休憩。

部屋に閉じこもって携帯に夢中。

私は、恐怖の昼食の下ごしらえ。

ニコラは操縦ハンドル握りっぱなし。

その横でパイロットが進行方向を指図しております。

 

10時半になった頃、急に船のスピードが落ちたと思ったら、パイロットが「ここでお昼にしましょう」と。


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え?もうですか?🤨

多分、その日の運河の進行状況で何時に通過すべきか、で この時がベストだったのでしょうけど…。急に「今食べる」と言われてもねぇ。

幸い支度中だったので、急遽猛スピードに切り替えて、なんとか全員分(7名)の食事を提供しました。

疲れる〜〜!

 

全員、さっさと食べ終えたら、すぐに出発。

食事休憩、実に45分でした。目が回る〜〜🌀

 


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ガトゥン湖もそろそろ終わり?

昨日一緒だった カタマランが傍に来て、繋いで一緒に進みます。

 

カタマランの方が操縦して、Siestaは平行になるように前進したりニュートラルにしたり…これはパイロットが指示してくれます。

 

2日目は2つの閘門があって、水門を通過した後も、2隻の船は一緒に繋がったままなのです。

前日は 水門ごとに離れては繋ぎ…の繰り返しだったのですが。


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水門に突入すると、陸の上にいる人が 先にボールが付いたようなロープを投げてきます。

ハンドライナーはそれを受け止めて、船の上にあるロープに繋ぎます。

 

ガトゥン湖から、水門を利用して下がって行くので、陸が段々と見えなくなり、船も水面も沈んでいくような感覚です。

陸の上の人がはるか上に見えます。

 

後ろの大きなタンカーは日の丸🇯🇵を掲げた Inadiana Highwayという日本の船。

日の丸を見ると何だかほっこりしますね。☺️


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さて!いよいよ最後の水門です!


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太平洋への扉が開きました!


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やったー!💓 ミカちゃん!


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その後、パイロットには例によってお迎えの船が来て…

ライナーさん達にはそれぞれに100ドルを渡して、フェンダーを回収しつつ小舟で去って行きました。

フェンダーの受け取り手数料?(よくわからず)12ドルを用意するように言われていたのに、小銭がなく…。泣く泣く20ドル札を。

こういう時、誰もお釣りというか 小銭を持ち合わせていないんですよねっ!🙄


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パナマシティ🇵🇦!

 

今回、パナマ運河を渡ってみて感じたのは、相当ストレスが溜まるということ。

私も一応はハンドライナーの1人として、他に3人必要ということでハンドライナーをお願いしたのですが、それについては後悔していません。

と言うか、私は食事係でライナーの仕事はノータッチでした。それでも、ライナーさん達は何も言わず、自分たちの仕事をテキパキとこなしていました。3人でなく2人で十分な感じですが、各船に4人のハンドライナーと決まっているので仕方がないですね、こればかりは。

 

運河を渡る前には、エンジンのメンテナンスをして最良の状態にしておくことをお勧めします。

運河の途中でエンジンが故障すると、高額のペナルティーが発生するようです。

 

以上、「パナマ運河の渡り方」のリポートでした。

長々とお付き合いいただき ありがとうござました。

パナマ運河、一生の記念にはなるけれど、もう、2回目はいいかな。🤫

 

「パナマ運河の渡り方」その3

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いよいよ当日!

2日間かけて運河を渡る事になります。

今日はその第1日目。

 

まず、パナマ運河の地図を…。f:id:SailingSiesta:20210402121414j:image

(ネット上からお借りしました)

パナマ運河は全長約80メートル、

太平洋と大西洋の間にガトゥン湖という大きな人工湖があります。

詳しい説明はこちらへ↓ 興味深いです。https://www.jica.go.jp/aboutoda/2016_Panama/vol1_2/index.html

 

初日。

フェンダーとロープの貸し出しが12時という事なので、水の補給を兼ねてマリーナへ。


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フェンダー8つ。ロープ4本。

受け取り料金という事なのか?マリーナへ25ドル支払いました。

 

予定では、13時45分に所定の場所で待機なのだけれど、このフェンダーを持ってきた人達が、「なんなら一緒に…」と乗り込んできました。

乗り込んできた3人は、お願いしていたハンドライナーの方たち。

 

え?でも、私達、これからお昼ご飯。

あなた達は?

「後でいいよ」って…え?お昼も用意するの、聞いてないんですけど。

 

3人のうち、年長のおじさん ジュニオがVHFであれこれ連絡を取り合ってくれました。ありがたい。

後の2人、マリオとホセは若僧と言った感じ。

ニコニコしてていい人たちなんですけどね〜。

 

指定の場所に着いてアンカリングをしようとしたら、急遽別の船が近づいてきて パイロットが乗り込んできました。

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えぇ?もう?まだ時間になっていないのに。

「準備が整ったから、もう行きましょう!」とパイロット。

 

え?お昼ご飯は…パイロットさんもですか?😳

というわけで、急遽、私たち3人+ライナー3人+パイロット1人の合計7人分の食事を用意する事に。

聞いてないよ〜〜。

急いでいるときに限って、パスタの茹で時間が12分。いつものは8分くらいなのに。😫

結局、出来上がってみんなが食べ始めたのが14時くらいになってしまいました。

 

パスタも早めに茹で上げたら、パイロットが、

「おぉ〜!アルデンテ!美味しい!」

アルデンテ、知ってるんですね…。😏

 

食べている間も、船は前進しているのです。

つまり、ニコラが食べている間は私がハンドルを握って…。


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水門に近づいてきました。

一緒に越えるカタマランも到着。

ピッタリと船同士を繋げます。

写真にはないけれど、実は左側にも大きなモーターボートがいて、Siestaは真ん中でした。


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後ろを振り返ると、水門が閉まってる!

そして約10分かけて、このプールに水を貯めます。

おお!水面が上がってる〜〜!

前にいたタンカーが次の水門へと向かうと、私たちヨット/ボートはそれぞれ離れて 2つ目の水門へと進みます。

 

次の水門まで来て 前のタンカーが止まると、ヨット/ボートはまた1つに繋がり、後ろの水門が閉じて水が貯まり… 。

最初の ガツン閘門ではこれを3回繰り返します。


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最後の水門を出たら、ガトゥン湖!

17時過ぎ。

今日はここで寝る事になります。


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そして、お迎えの船が来たと思ったら、パイロットは帰って行きました。

私は早々に、夕飯の支度。

今日一日、休む事なく操縦ハンドルを握っていたニコラはライナーの3人とビールタイム。

 

前に聞いた話では、「ハンドライナーの人は外のデッキかキャビンのソファーに寝る」って聞いてたのに、若僧マリオが昼間の明るい時間から「ねぇねぇ、僕の部屋はどこ?」ってしつこく聞いてくるじゃありませんか?

別に余った部屋があるから使ってもらうのは構わないけれど…。年長のジュニオに部屋を勧めたら、外のデッキの方がいいとおっしゃる。

それなら、若僧2人で部屋を使うのかと思えば、マリオ独り占め。😠

 

私たちが勧めたこともあってか、皆さん、シャワーも浴びてぐっすり就寝。

 

翌日に続きます…。