Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

天国の一歩手前

f:id:SailingSiesta:20220209171850j:image
ちょっとバタバタしていた1週間でした。

 

今日は、ミカ姉さんの話題。

我が家にとっては大変なことが起きていたのです。

 

先週の木曜日。

いつものように夕飯を済ませた後、家族でミカの散歩へ。

夕方だとまだ陽が高いので、最近はほぼ夜の散歩のパターン。

f:id:SailingSiesta:20220209173640j:image

途中で、左前足をびっこしながら突然ミカが悲鳴をあげ始めました。ガラスのかけら?何か鋭いものを踏んでしまったのか、探すけれど何もない。触ると激痛なのか触らせてくれず、鳴き方がすごいのです。

びっこをひきながらヨロヨロと歩いてはいるけれど、後ろ足の力もなくなってきて、ついには座り込んでしまいました。

様子がおかしい。

何か拾って食べたのか?毒入りだったのか?

f:id:SailingSiesta:20220209173742j:image

時間が経つに連れ、尋常でないのが伝わってきます。ぐったりとして動きません。

どうしよう?

幸いなことに、マリーナのシャワーがすぐ近く。抱えて洗面台に乗せると、ミカの姿が鏡に写って見えるのです。

普段はピンク色の肌が紫色に変わり、顔が潰れて目はバッテン。息をしていない様子。

直ぐに水を飲ませて、心臓マッサージを施す。

途中、抱っこしているニコラの足にお漏らしをしてしまいました。

 

その瞬間、あ、ダメだな…と思いました。

死んでしまうのかと。

 

水とマッサージのおかげで意識が戻ってきたよう。ムニャムニャし始めました。

外に出て、しばらく芝生の上で横になります。

何を考えているのだろう?

死ぬところだった。

助かった。

f:id:SailingSiesta:20220209173819j:image

私たちも 必死でした。

死んでほしくない。

まだ寿命ではない。

その思いが伝わったのか、ミカは私たちのところへ戻ってきてくれました。

f:id:SailingSiesta:20220209174244j:image

翌日は、ちょっと大人しい気もしたけれど、いつもどおりのミカになっていました。

食いしん坊なので、散歩中は食べ物探しに夢中な彼女。(しかも、やたらと食べ物が落ちてる😂)

もしかしたら、ネズミ捕り用の餌を食べてしまったかもしれないし、実際その日も、発作が起きる直前に何かを拾って食べていたんですよね…。

ただ、ネットで調べると、ネズミ捕りの餌を食べてしまった場合は、食べてから3日後くらいにあちこち出血し始めて苦しむらしいのです。ちょっと違うのかな?


f:id:SailingSiesta:20220209174552j:image

f:id:SailingSiesta:20220209174548j:image


医者の友人が言うには、心臓発作だったのではないかと。うん、確かにあり得ますね。

 

とにかく、元気になってよかったです。

まだまだ私たちと一緒に旅を続けるのよ〜。

 

この日を境に これまで以上にニコラにぴったりくっ付くミカ姉さん。

家族の大切さを身にしみてわかったのでしょうね。

やれやれ…。