朝、海岸線の近くの道をミカちゃんの散歩。
森の中には何軒か家があって、窓は開いてるし(まぁ、こちらの住宅、こんなもの)、洗濯物も干してあるような感じ。必ずしも、廃墟ではない様子。
「ia ora na ! イアオラナ〜!」こんにちは〜って声をかけてみるけれど、誰もいない。
寝てるのかな?
引き返してきたら、メイン通りのような道の方から車の音が聞こえてきた。🤩
誰か、いるんだ!
車がすれ違いに、「イアオラナ〜」
若夫婦と小さな女の子連れの家族でした。
- あれ?人、いるんですね。
- いるよ。40人くらいかな。
- え?どこに?
- この上に村があるんだよ。役場も小学校も店もあるし。映画館もあった、昔は。
- えぇぇ〜!
- よかったら、村まで乗って行く? (結構、急勾配)
- 犬がいるので、一度戻ってから、後で村まで行ってみます。ありがとう!
そんな感じでお別れして、桟橋に戻り、あまりの暑さに休憩していると…
さっきの車が戻ってきました。
- 島を案内してあげるから、乗りなよ。犬もいいから。
なんて、ありがたい!💗
昔の工場跡の脇を通過して、村の集落、小学校、役場を通って…。
小さな女の子に、「学校にはお友達たくさんいる?」と聞いたら、
パパさんから「いとこばかりだけどね。」という答えが返ってきました。🤭
親戚ばかり。すれ違う人、話題に出てくる人、村長…みんな家族。
朝、散歩した時に洗濯物が干してあった家は、おじさん、おばさんの家だそうで…。
住んでいるわけでなく、たまに洗濯しにやってくるらしいのです。
どおりで挨拶しても返事がなかったわけだ。
前回、マカテア島の工場の話に触れましたが、当時、日本人も労働者として10数人この島に入植されていたようです。
調べたら、Wikiにもそのことが書いてありました。
色々なご苦労があったのでしょうね。
凍るほど冷たいわけでもなく、心地よくひんやりさっぱり。
現地の人は、外に生えていたcombava コンバワ(=こぶみかん)をちぎって
シャンプー代わりににするのだそう。
もう、辺りいい香り。
村、あるんだ…。
人、住んでるんだ…。(笑)
思いがけず、楽しい1日を過ごしたのでした。
マカテア島の話、まだ続きます。
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