Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

無人島ではなかったマカテア島。

かつてのトロッコ電車のレール跡。
これ、うまく観光に活用できたらいいのにね。
タヒチ島にさえ電車は通っていないのに。

朝、海岸線の近くの道をミカちゃんの散歩。

森の中には何軒か家があって、窓は開いてるし(まぁ、こちらの住宅、こんなもの)、洗濯物も干してあるような感じ。必ずしも、廃墟ではない様子。

「ia ora na !  イアオラナ〜!」こんにちは〜って声をかけてみるけれど、誰もいない。

寝てるのかな?

 

引き返してきたら、メイン通りのような道の方から車の音が聞こえてきた。🤩

誰か、いるんだ!

 

車がすれ違いに、「イアオラナ〜」

若夫婦と小さな女の子連れの家族でした。

 

- あれ?人、いるんですね。

- いるよ。40人くらいかな。

- え?どこに?

- この上に村があるんだよ。役場も小学校も店もあるし。映画館もあった、昔は。

- えぇぇ〜!

-  よかったら、村まで乗って行く? (結構、急勾配)

-  犬がいるので、一度戻ってから、後で村まで行ってみます。ありがとう!

 

そんな感じでお別れして、桟橋に戻り、あまりの暑さに休憩していると…

さっきの車が戻ってきました。

 

- 島を案内してあげるから、乗りなよ。犬もいいから。

 

なんて、ありがたい!💗

そうして、島案内が始まりました。

www.youtube.com

 

昔の工場跡の脇を通過して、村の集落、小学校、役場を通って…。

小さな女の子に、「学校にはお友達たくさんいる?」と聞いたら、

パパさんから「いとこばかりだけどね。」という答えが返ってきました。🤭

親戚ばかり。すれ違う人、話題に出てくる人、村長…みんな家族。

 

朝、散歩した時に洗濯物が干してあった家は、おじさん、おばさんの家だそうで…。

住んでいるわけでなく、たまに洗濯しにやってくるらしいのです。

どおりで挨拶しても返事がなかったわけだ。

 

前回、マカテア島の工場の話に触れましたが、当時、日本人も労働者として10数人この島に入植されていたようです。

調べたら、Wikiにもそのことが書いてありました。

色々なご苦労があったのでしょうね。

ja.wikipedia.org

ゴツゴツした岩が隆起していて、遥か向こうの方まで続く。
結構大きいんだなぁ。

道がいつの間にか、海岸だった。


www.youtube.com

続いて、洞窟探検もしてきました。

下に降りていくと、湧き水のプール。

凍るほど冷たいわけでもなく、心地よくひんやりさっぱり。

現地の人は、外に生えていたcombava コンバワ(=こぶみかん)をちぎって

シャンプー代わりににするのだそう。

もう、辺りいい香り。

ミカちゃんも水浴び。
この後、寒くなったらしく、震えてました。🥶

 


www.youtube.com

島一周に誘ってくれたジュニアとその家族。

ジュニアの家。

村、あるんだ…。

人、住んでるんだ…。(笑)

 

思いがけず、楽しい1日を過ごしたのでした。

マカテア島の話、まだ続きます。

 

 

 

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