ライアテア島に来て10日近くなります。
場所的にはフアヒネ島から約40kmくらい。
朝に出発してお昼頃には着く距離です。
日もだんだんと伸びてきて、南半球のポリネシアも春なんだなぁ、と。
本来、過ごしやすくて気持ちのいい時季なんだろうけれど、毎日とても寒いのです。
もう、雨季なのか?っていうくらいに毎日天気が悪くて、しかも強風。
普段はキラキラした海が、ゴゴゴ〜って唸りながら波と風をあおって暴れているような感じです。
最初にアンカリングしたポイントは、半年前に両親が来た時に連れてきたmotu(小島)。
色とりどりで様々な形のサンゴやイソギンチャク、
散りばめたようにカラフルな魚たちが泳いでいる様子をシュノーケルで楽しみました。
前回と違ったのは、この目の前の小島が「プライベート」という手書きの看板がくくりつけてあったこと。
ちょうど到着した時に、小島では地元のグループが遊びにやって来ていて、その中の1人の方がボートでやって来ました。
「このmotu(小島)のオーナーです。入るのは構わないけれど、ゴミは持ち帰ってくださいね。
島に管理人が滞在しています。」と言いに来てくれました。
オーナーはその日の夕方、グループと共に帰ってしまいましたが、島に残っている管理人は実は結構な数。
何組かの夫婦がいらっしゃいました。
毎朝、コーヒーを淹れて差し入れついでに、ミカちゃんの散歩をさせてもらっておりましたが、話によると、管理人さんはオーナーからはお金はもらっていないけれど、生えているココナッツは自分がもらっていいということになっていて、コプラと呼ばれるココナッツの核を干して売ってお金にできるらしいのです。
数え切れないくらいのココナッツの木。(強風なので、上を見ながら歩きます。落下に注意🙄)
コプラは一袋いくら、という勘定らしいですが、その状態にするまで結構重労働だと思うんですよね。
管理人さんが住むようになってから3週間とのことですが、以前に比べて小島の中がキレイになっていました。
大きなチャーターボートが来ては、お客さんが小型ボートやKayakで島に向かい、ビーチの前に「プライベート」の看板を見つけて、皆さんUターン。
まぁ、島に上陸しなくても浅瀬の珊瑚礁でシュノーケルも楽しいですが、せっかくなら、管理人さんに挨拶なりして許可を得ればいいのに…。
旅行に来てるのに、現地の人と触れ合わない人、結構いるんですよね。残念。
晴れ間を見て、ニコラとNina、友人のパブロとイヴェットが滝の見学に行って来ました。
私はミカちゃんとお留守番。
滝へと通じる道に、以前、果物や野菜をお裾分けしてくれた友人がいるのですが、今回もそこに挨拶に行ったら、
もぅ、すごい量のお野菜たちをもらって来てくれました。
ベジタリアンのイヴェットは大喜び。
知らない私たちにも、こんなにたくさんの野菜や果物をくれるなんて。
あなたのお友達は、本当に優しいのね…。と驚いていました。
3つの滝を巡り、久しぶりにたっぷりのお水で体を洗ってさっぱりして来たのに、船に戻る時に大波で全身海水を浴びてびっしょり。
まぁね、人生ってこんなもんですよね。😆
夕刻時。風ビュービュー。
写真で見ると、左側からの風。
桟橋に押しつけられるので、間に挟まっているフェンダー(浮き)たちが、ぎゅうぎゅう潰されて気の毒なくらい。
そんな中、クルーズ船のゲストたちが皆さん、列をなしてこの桟橋を歩いてくる。
挨拶して行く人。犬のミカを見て微笑んでいく人。
私たちがどこから来たのか、話しかけて行く人。
Siestaと後ろのクルーズ船、Norwegian SPIRITを写真に撮る人。
世界中に、Siestaの写真が散らばっていると思う。🤗
みんな行列となって、この先へと進んでいくけれど、その先は特に何もない。😁
しかも、強風。雨が降ってきた夕暮れ時。
観光客の皆さんには、本当にお気の毒。
楽しい旅の思い出を作ってもらえるといいな。
今さらですが、Instagram始めてみました。
※ なぜかフォントの大きさがバラバラで…。読みづらくてすみません。
何度やっても修正できないので、このままにします。😩
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