Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Raroia島で島民になる

Raroia島の続きです。

 

小さな商店が2つ、Policeは無く、郵便局があるだけの島。

メインストリートは幅広く平坦。

端から端まで歩ける距離なのに、島民はなぜか電動アシスト自転車の確率が高い。(笑)

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道行く人みんなが笑顔で挨拶をしてくれる。

人懐こい人は話しかけてくれる。よそ者との垣根が全くない。

重い水のタンクを持っていると、どこからか自転車に乗った人が現れて、運んであげるよ!とニコニコしながら声をかけてくれる。

後から聞いたのは、ポリネシアの中でもTuamotus ツモアツ諸島の人は人情深く、人を喜んで迎えてくれるのだとか。

 

村の食事会でたくさんの方と知り合い、生演奏を聞かせてくれたエコロジー団体が飛行機でタヒチへ帰るというので、翌朝、お見送り。


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たくさんの村人がお別れに来ておりました。

「土曜日、妻のカリンの誕生日だからおいで!」と、アビニからビーチパーティーに招待されていたのでそのつもりでいたら、前日の金曜日の夕方、うちでご飯食べていきなよー!と。

夏休み中で、弟や、タヒチに住む妹家族などがアビニの家に泊まっているので大家族。

遠慮したけれど、たくさん作ったから食べていって〜!と押しが強いので、最終的にご馳走になってしまったのでした。


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メニューは、フレンチポテト&サツマイモフライ、ご飯、生魚のサラダ、チキンと魚の燻製焼き。

魚の燻製が美味しい!

私もよく自家製スモークサーモンを作っていたけれど、アビニの作る魚の燻製は内臓をとって綺麗にした魚を丸ごと燻製器に入れるだけ。

鱗も取らないし、塩などの調味料もなし。

脂の乗った魚を選び、食べるときに皮をはがしていただくのだけれど、とっても美味しいのです。

子供達は別のテーブルで。

食べ終わった後は、例のベビーフットの集会場へ一同遊びに行っていました。

 

ブロックの簡単な基礎の上に、板の壁。

部屋の仕切りは薄い板。

システムキッチンとはほど遠い、板を渡しただけの台所。

ホースだけの水シャワー。

一方で、電動式アシスト自転車2台。

質素な暮らしだけれど、これで満足。

豊かさって何だろう?って頭の中でぐるぐる回っておりました。

 

で、翌日はビーチパーティー

マヒマヒ(シイラ)のお寿司を作って持っていきました。大好評!

アビニはビーチの目の前の家から愛用のドラム缶を持参して魚の燻製作り。


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庭にたくさんなっているココナツを持ってきて、上部を開けてラム酒を注いで食前酒。

飲み終わったら、2つに割ってお皿代わりに。

生魚のココナッツミルク和え🥥をこのお皿に入れて、ココナツをホジホジしながらいただく。

周りのココナツが美味しすぎ!

これにお寿司の残りの醤油をつけて食べると美味しいことに気づいてしまったのでした。

 

ゆったりと時間が流れ、子供は子供達だけで遊ぶ。何と至福な時間なのでしょう。

 

結局、Raroia島には1週間も滞在してしまったのでした。

楽しかったね〜。また来ます!