Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

ラグーンの中のラグーンへ @ランギロア島

ラグーンの中のある島にて。日本人もいらっしゃるんですね〜。

静かなアンカリングポイントへと移動して、島の中を少しだけ散策。

まずはランギロア島散策。周りは何もないよ〜。

商店なども散らばっていて、観光するには自転車が便利そう。
Ninaと新しいクルー達は貸自転車を借りて観光しようと出て行ったけれど、貸自転車屋はその日は休みで仕方なく徒歩で移動。
途中で車が止まって乗せてくれて、一応、中心部らしき所で2件の結婚式を見てきたそうです。

フレンチポリネシアの中で一番大きな環礁、ランギロア島。約80kmにも及びます。

翌日は、環礁の反対側にあるラグーンへ。
タイトルにもあるように、ラグーンの中にあるラグーンなのです。
観光客には日帰りラグーン体験ツアーが出ていて、毎日5艘くらいの船が出ていました。
ツアーの小型ボートはすごいスピードで飛ばしていくけれど、私たちは実にのんびり。
嵐のような海を経験した後だったので、穏やかで静かなセールを噛み締めました。

あちこちにサメが!

午後、到着。観光客は少しずつ帰り始めます。
水温が高くて静かな海には黒い点がある小型のサメがあちこちに。
ここの見どころでもあるのです。
脇をすり抜けていくけれど危険は全くなし。最初は流石に緊張するんですけど。🫣

美しい夕焼けを見ながら、静かなディナー。
観光客もいなくなって、独り占めなのです。


翌朝も、誰もいない海を満喫。
本当に何もないけれど、何も要らない。
パラダイスって、こういう所なんでしょうね。

ココナッツの葉で編んだパニエ。被ってる人がいますけど、よく見ると仕上がりも凝っています。

さすが、ツーリストが沢山くる場所だけあって、ここではインターネットが使えました。すごい。


私たちが海で遊んでいる間、キャピテンのニコラは船のメンテナンス。
お昼近くにビーチまで迎えに来てもらった時に、ツアーの船をちょっと手助けしたら、
「ココナッツのパンを焼くから、後でもらいに来て!」との事だったので、
食事後に、わざわざ島まで行ってもらってきました。

そうしたら、遠くで別のツアー会社の人が、「こっちに来て〜!」と呼ぶではありませんか。
ニコラとNinaと私の3人で行ったのですが、お皿を3枚用意してくれて、
「ご飯食べて行って!沢山あるから!魚のグリル、マグロのココナッツ和え、サラダとか…たくさん残ってるの。食べて行って!」
あぁ〜😩残念。私たちも食事が終わったところなんです。
魚のグリル、食べたかったな〜。
そうしたら、おじさん(と言っても、私たちよりは絶対若い)、ウクレレを演奏してくれました。
8本のコード。こんな風に弾けたらいいだろうな。

ツアーのお兄さんからもらったココナッツのパンと、後ろに見えるのはサメたち。

BBQの脇で焼いたココナッツのパン。
ホカホカで、しかも香ばしくてほんのり甘くて美味しかったです!

お昼過ぎ、パラダイスを後に、また環礁の反対側のアンカリングポイントへ。
翌日のナビゲーションに備えて、パス(環礁の出入り口)に近いアンカリングにしたのですが、ここは初日に激流だった所。
大丈夫か〜?って心配したのですが、海はなんとか通常に戻りつつあって、激流ではなくなっていました。ほっ。

翌日、無事にランギロアを出ることができました。