Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

聖夜、病ニ伏ス

遅くなりましたが、Joyeux Noël !! 

みなさん、楽しいノエルをお過ごしになられましたか?

私の方は、前日から何か体調がおかしいと思ったら、まさかの発熱。

あまりにも暑くて夜に扇風機をつけっ放しだったのが原因のようです。

久しぶりに風邪を引いてしまいました。

クリスマスイブの食事も、休憩しながら薬で騙しながらなんとか作り、乗り越えました。

よく昼寝をしていたお陰でだいぶ快復してきました。

南国なのに、夏なのに。周りで風邪らしきものが流行っています。

 

 

さてさて。

Nuku Hiva ヌクヒバに着いた時、4年に1度のフェスティバルの真っ最中でした。

 

それに加え、サイクロンを避けてマルケサスに避難してきた船の人も多く、大きなTaiohae タイオハエの湾でさえアンカーを下ろすのに苦労するほどでした。

 

パペーテのフェスティバルに比べたら、かなりオープンな雰囲気。
見学席は無料だし、ビデオ撮影もOKでした。

 

通りを歩いていたら、あるお兄さんと目が合い、「パンプルムース、持って行って〜」という声が。テーブルの上にはゴロゴロとグレープフルーツがたくさん。

売ってるのかと思いきや、そうではなく、タダでいいから持って行って、と。

なぜかというと、これを持ち帰りたくないんだよ、と。

こういう時に限って大きな袋を持っていなかったので、グレープフルーツ3個。ジュース用のポメロを3個もらってきたのでした。

売り物ではなくて、「持っていって〜」
誰も持っていかず、このままでしたが、夜にはトラックが一つ残らず持ち去りました。
ブタの餌になるのかな。

ブタの餌といえば、ニコラが歯医者に行くのにこの通りを歩いていた時に、野菜売りのお兄さんが、「ムッシュー、野菜要らない?」声をかけてきたそう。

歯医者から戻ってきて、まだそこにいるなら寄って行くよ、と、戻ってきたら、まぁいい時間。閉店間際だったようで、あれこれと特別価格にしてくれて、残った野菜と果物を用意してくれたそう。

あ、これは?と聞くと、「これは売り物にできないのでブタのエサ。」

中国菜がちょっと傷んで溶けただけ。曲がってちょっと黄色くなったキュウリ。

トゥアモツ諸島では普通にありがたく売ってますから〜!

こんな感じで、処分するものからもより選んで譲ってもらったのが、この野菜果物たち。

お財布の中の小銭が300フラン(400円)しかなくて、
お兄さん、それでいい!と受け取ってくれたのだとか。
おかげで、野菜ウホウホ生活です。🤭

 

フェスティバルの期間限定 屋台。
なかなか雰囲気が良くて、居心地がいい…。

ウェイトレスのおばちゃんと雑談。
テーブルの上のバナナ、食べ放題です。😆

ヤギのココナッツミルクソース、タロ芋添え。
Ninaは魚のハンバーガー。人参のグラッセが入っていて美味しかったそう。

ココナッツのほんのり甘い香りと、ゴロゴロ入っていたガーリックのコンフィを潰して食べるヤギのお肉。全く獣臭さがなく、まろやかで美味しかったです。

「あらまぁ、美味しい❤️」そんな感じ。

この後、キッチンの人と話をしていたら、奥様が日本人であることが判明。

彼はマルケジアンなのですが、普段は日本で暮らしていて、今はお父さんの具合が良くないので実家に戻ってきているとおっしゃっていました。

こんなところで日本語が話せるなんて〜!嬉しい!って喜んでいましたが、私もまさかマルケサスで日本人の奥様を持つ方と会うなんて思ってもいなかったので、嬉しかったです。

 

フェスティバルも終わって、ヌクヒバの街は通常バカンスモード。

観光客はいなくなって、ひっそりと静かな島に戻りつつあります。

 

少し早いですが、これが今年最後のポストとなります。

たくさんの方にご訪問いただきありがとうございました。

この1年もたくさんの新しい出会いがあり、Siestaのアドレス帳もさらにページが増えていきました。新しい出会いが、後にどこかで繋がって、宝のようなコネクションになることも多いです。

一つ一つの出会いを大切にしていこうと思います。

 

今年も一年、どうもありがとうございました。

みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください!🤗

 

 

 

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