Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

Ninaのキッチン修行

Moorea モーレア島はパイナップルの島
パイナップル農家の方と知り合いになり、たくさんいただきました。

娘、ひとりっ子なので、学校がない時はとても退屈らしい。
特に、「画面は見ちゃダメ!」と、ことごとくパパに言われてるので、現代っ子としてはやることが限られてるらしい。それでも隠れて見てるけどね。😅

兄弟がいたらよかったのにね。

本でも読みなさい!とか、ギター弾いて!とか言うけれど、毎回、その手には乗らず…。

 

その遊び相手の代わりに、私がよく指名されるのでありました。

いやぁ、ママも忙しいよ。

お裁縫中…。

ボロボロになったソファのカバーを作り直すプロジェクトがあって、まさにその最中。
まぁ、たまにやる気も無くなるけれど、一つ完成すると実に気持ちがいいのです。

出来上がりはこんな感じ。
幼児が滞在中でなくてよかった、と思う瞬間。
たまに食べ物が空中を飛んだりしていたので、新しいソファカバーだったら泣くかも。

 

1人突き放しても可哀想なので、手が空いたら一緒にゲームをしたりはするものの、毎回は付き合っていられない。

そこで、「Ninaちゃん、今日の夕飯にスープを作って!」とリクエストしてみると、結構すんなりOKが出るのでした。

初めてでいきなりできるわけでもなく、一緒に作って覚えてもらおうという作戦ですが、一応、下ごしらえはNinaに任せて。

玉ねぎを切るのに、水中マスク!

結構楽しんでやってくれているので、ほっ。

目にシミないらしい。そういえば、実家の母もいつか似たようなことやっていたな〜。

本人、覚えていないけれど。(笑)

 

この日は、Ninaの好きな、白花豆とチキンのトロトロスープ。

美味しくできました!

「Ninaのスープ!とっても美味しい!」褒めるとやっぱり嬉しいようで、特にパパに言われると嬉しそう。次回は違うスープを作ってもらおう!

 

週末のお昼ごはん。なぜかニコラがバーガーが食べたい!と言い出したので、Ninaはパンを作り始める。

「バーガーとホットドックが食べたい!」と本人の希望で、2種類のパン。

パンはたまに作ってくれます。

その間、パパはバーガーとソーセージを調達しに1人でスーパーへ。

「想像していたものとは別のものが出来上がった」だって。笑
ふわふわ感が足りないってことか。

外のポータブルBBQでお肉を焼いて、いただきますっ!

お店のパンと違って、ずっしりと重かったけど、美味しいパンでした。

しかしボリューム、多すぎ!

 

考えてみたら、Ninaは小さな頃からキッチンに一緒に立つことが多かったなぁ、と。

おままごとのような感覚で始まって、年齢を重ねるごとに、結構進化してる!

キッチンから楽しい思い出が溢れていたな〜、と。
パスタを作るときに、「ちょっと待って!」と戻ってきたら、シャワーキャップを被ってた!
こういう使い方もあるのね。
いつだったか…まだ幼稚園の頃。
私にものすごく叱られて(なんでそんなに叱ったのかは覚えていない)、
その後、こっそり何かをしてると思ったらサラダを作っていたという。
題して「お詫びのサラダ」
結構、芸術的。

このキッチン修行は、まだまだ続いて欲しいところ。

将来、どんなに忙しい暮らしになっても、食事だけは丁寧に作ると思うよ。

勉強はできないけれど、料理はできる。

それでもいいんじゃないかな、と最近母は思うのでした。

 

 

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