Siesta日和 ---シエスタビヨリ---

日仏家族。フランスを離れて世界半周旅行中。ポリネシアまでやってきました。

セイルの修理に…。

f:id:SailingSiesta:20210530133430j:image

セイルを修理してくれるアトリエにて。

将来大きくなりそうな 仔犬が3匹。

吠えまくり 暴れまくりのちびっこ達に、ミカ姉さんはタジタジでした。

 

パナマにお住まいのシャンタルが、私たちをセイルの修理アトリエへ乗せて行ってくれました。

f:id:SailingSiesta:20210530134617j:image

アトリエがあるのは 約80km先。

大西洋に面したPanamarina という小さな小さなマリーナにあります。

f:id:SailingSiesta:20210530134916j:image

途中、パナマ運河を横目にして…。

まさかカリブ海側に足を運ぶなんて思ってもみませんでした。


f:id:SailingSiesta:20210530135927j:image

f:id:SailingSiesta:20210530135921j:image

いつまでも続く 熱帯雨林を抜けて、

舗装されていない凸凹道を進んだ先にあったのは、こんな風景。


f:id:SailingSiesta:20210530140530j:image

f:id:SailingSiesta:20210530140534j:image

まるで森の中に上架されているような面白い光景と、反対側には波も穏やかな静かな入り江。

 

Siestaのメインセイルは、このアトリエで約1週間後に出来上がるそう。膨大な時間がかかるかも、とドキドキしていたけれど、すぐに手にかけてくださるそうで、ちょっと安心しました。

 

遠い道のりを快く運転してくれたシャンタルに感謝なのです。

シティライフ、再開。

f:id:SailingSiesta:20210527122645j:image

パナマシティに戻ってきました。

 

知り合いの船が手を振って迎えてくれて…

夕方、事情を話しにお伺いしたら こんな事をおっしゃる。

「君たちが出た日、実はここも凄かったんだよ。」と。

「ものすごい嵐になって、この近辺のアンカリングをしている船の殆どが流されちゃって、あちこちでぶつかって大変だったんだよ。」

 

え゛〜〜!

それ、同じ雨雲ですよ、きっと!

大変な思いをしていたのは私たちだけではなかったのでした。やっぱり、すごい風だった…。

 


f:id:SailingSiesta:20210527123424j:image

f:id:SailingSiesta:20210527123428j:image

今回、2匹釣れました。

行きに、マグロ。

加代子さんご家族とお友達のシャンタルを招いてSiestaで刺身の夕べ。

脂がのっていて、美味しすぎて完食。

 

帰りには鰆。

パナマシティへ着くちょっと前に、続けて3回も大きな当たりがあったのだけれど、残念ながら逃げられてしまったのでした。

まぁ、鰆が釣れたことだし 良しとしましょう。

 

加代子さんの船は、昨日、ポリネシアへ向けて出発しました。本当は一緒に向かうはずだったのだけどね、仕方がない。

お気をつけて!

 

加代子さんご家族のお友達のシャンタルはフェリーでパナマシティへ戻るという事だったのだけれど、私たちもパナマシティへ行くので、一緒にSiestaに乗って行ってもらう事に。

 

パナマにお住まいの彼女。

顔が広く、色んな方をご存知で…。

早速、裂けたメインセイルを修理してくれる業者さんを探して手配してくれたのでした。

 

その業者さんというのはColon側、つまりカリブ海側なのです。

「ドライブがてら乗せて行ってあげるわよ。私も、その周辺を散歩したいし。」

との事で、明日、早々に業者さんに持っていけることになりました。

あぁ、良かった。🤩

急いで修理してもらえますように…。

 

振り出しに戻る…。

f:id:SailingSiesta:20210525120911j:image

ちきゅうラジオを聴いてくださり、メッセージを下さった皆さん、どうもありがとうございました。

いただいたメッセージ、ありがたく読ませていただきました。応援してくださる方がいると、心強いですね。

 

もうちょっとハキハキと話したいのですが…なかなか難しい。こもって聴きづらいですね、すみません。

 

聴くタイミングを逃した方は、聴き逃し - ちきゅうラジオ - NHKからお聴きいただけます。1週間は再聴可能です。

 

今回、そういえばブログやFacebookの宣伝をしなかったなぁ、と後から気づきました。🤭

 

f:id:SailingSiesta:20210525124826j:image

買い出しや燃料や水を蓄え、色々な手続きを終えて、本格的に出る前に先日行ったラス ペルラス諸島で何日か過ごしてから行こうと 向かいました。天気予報は風無し。

モーターを使っての機走。途中でちょっと風が出たのでメインセイルを出していましたが、やはり風が無い。

 

お昼ご飯の準備をしている頃、なぜか心がざわざわして何かを感じたのです。ちょっと荒れそうな天気を。

案の定、急に暴風雨になって、ヨットがかなり傾いて…。

予想もしないような風が吹いて、操縦して船は傾き過ぎるのから逃れたのですが、ものすごい突風でメインセイルが裂けてしまいました。

あーぁ。😱

 

実はメインセイルが破れたのは、今回が初めてではないのです。大西洋を越えている時、あと3日でゴールのマルティニークという時に、縫い目がほつれてしまったことがありました。

 

修理をしてもらった時に、他の部分もチェックしてもらっていたのですが…。

ゆくゆくは新しいものに替えないといけないみたいですね。

 

というわけで、3日ほど 今いる 島を満喫して、またパナマシティへ逆戻りです。😩

 

修理が早く終わればいいのですが、なにせここはパナマ🇵🇦。数日後に終わる事を願うばかりです。

 

ショックでもあり、

でも、今ここで 問題がわかっただけで 本当に良かったのです。

大海原でこうなったら…延々と手縫いですね。一応、修理キットは持っていますが、膨大な時間がかかりそう。

神風…ですかね?このまま出たら危険だから、今のうちにセイルが弱いって事を知らせてやろう。

そんな気がしないでもありません。

 

というわけで、パナマシティライフが少し続きます。ネットがまだ使えますよ〜。またお会いしましょう!

ね!悪いことばかりではないですよね?😉

 

 

 

 

 

 

 

 

ちきゅうラジオ❤️でお会いしましょう!

f:id:SailingSiesta:20210520115655j:image

アンカリングしている近くの公園は、週末になると家族連れで大賑わい。

何があるってわけでもないのだけれど…。

あるものといえば、キッズパーク(ただの子供公園とも言う)、その周りでホットドッグやBBQソーセージ、かき氷、マンゴースライス…などの屋台と、レンタルサイクル屋、そしてちょっとしたレストランや軽食が食べられる商業施設くらいなのだけれど、ここはテーマパークか?というくらいに混んでいるのです。

コロナ禍だけど大丈夫?なのだろうか?

 

ある週末、いつもの散歩道で やけに人だかりがしていると思ったら、この看板↑の近くにいたんですよっ‼︎

 

ナマケモノがっ‼︎

 

え?パナマでは普通に道を歩いていて 見られるものなんだ、ナマケモノって…。

実際に、こんなに近くで見たのは初めて!

それまでは、この看板の前を素通りしていたんですが、よく見ると自然動物園のようになっているらしいです。

 

残念な事に、その日は携帯も持っていなくて、写真も動画も撮れなかったんですよねぇ。


f:id:SailingSiesta:20210520122709j:image

f:id:SailingSiesta:20210520122715j:image

(代わりにムスメに再現してもらいました。

あ、壁をよじ登ってるのは、ウソです。🤡)

 

ネットで調べたら、ナマケモノって、普段は木の上で生活をしていて、週に一度だけ排泄の為に地上に降りてくるのだとか。

 

やたらとゆっくりで、掴まった木の枝がしなりすぎて落ちそうになって、見ていて飽きないのです。

ミカ姉さんも、ジーーーーーっと見ていました。何だろう?って思っていたのでしょうね。

 

---------------------------------------------------------------

【お知らせです】

 

タイトルにあるように、

5月23日(日)18時05分〜

「ちきゅうラジオ」に出演します!

 

よろしければ、番組のHPにメッセージや感想をお寄せください!

番組のHPはこちらです。→ちきゅうラジオ - NHK

twitterは、#ちきゅうラジオ をつけて、呟いてくださいね。

 

なお、当日聴けなかった場合は、「聴き逃し」から、視聴する事も可能です。

たくさんの方に聴いていただけると嬉しいです!🤗

 

洗濯機を買いました。

f:id:SailingSiesta:20210514121633j:image

エンパナーダ。

 

南米でよく食べられる ミートパイ、またはピロシキのようなもの。

皮にトウモロコシの粉を使っています。

 

こういうものを作っていると必ずやってくるNina。

お手伝いしてくれるのはいいけれど、なんだかだんだんと餃子みたいになってきてしまって…。

包み方を教えたら、コツをうまく掴んだようで、なかなかの出来。

f:id:SailingSiesta:20210514121629j:image

こんな感じになりました。

あっという間に完売。

美味しかったね〜〜。また作ろうね!

ちなみに中身はドライカレーのようなものを入れてみました。ん?カレーパン?

 

—————————————————————

 

我が家、フランスを離れる前から洗濯機を探しておりまして…。初出航の時は準備に忙しく、買う時間もなかったんですよねぇ。

途中で訪れた カナリア諸島で良さそうな物があったのだけれど、在庫がなくて納品されるのは1週間後。出航までには間に合わないので展示品でいいからとお願いしたのですが、却下されたのでした。

 

で。次のマルティニークではちょうどいい大きさのものがなくて、さらに次に行ったグレナダでは、ここは電圧が110v。

我が家はヨーロッパ仕様なので220v。110vはNGなのです。

コロンビアで小さめの洗濯機を見たけれど、やっぱり110vで。そういえば、南北アメリカは110vなんだよね、きっと。

ということは、しばらくは洗濯機は買えないという事なのだな、と諦めていたのです。

 

パナマシティでいつも行くショッピングモールに電化製品を扱うお店が入っていて、ふと目に入ったのが小さめの洗濯機。

幅51cm。

うちのトイレのドアを外せばなんとか入るサイズ。

 

考えれば考えるほど欲しくなる。

コインランドリーやランドリーサービスにわざわざ持っていく手間も省けるし、節約にもなるし。

問題は、水と電気。

我が家にはウォーターメーカーはないので、マリーナ滞在の時か、雨水を貯めてそれを使うか…。一応、Siestaの水のタンクは1200リットルあるので、必要な時は使えなくもないのです。

 

電気は、ソーラーパネル

約600ワット分の電気がチャージできるので、天気がいい日は朝10時にはフル充電。それ以上は無駄にチャージされているので、もう一つバッテリーを購入して過剰分を貯めておくのも課題です。

 

電圧の違いについては、我が家には変圧器があるので、これを使えば問題なく作動OK!なんでこれを使う事を前から考えなかったんだろう?

 

下見に行ったお店でサイズを測って、出直します!と、何日か後に行ってみたら、

ん?違うモデルが展示されてる!

どうやら売れてしまったようで、新しい商品は52cm。微妙〜〜。😑

 

1cmっていっても、入らないものは入らない。

でもね、やっぱり欲しいよね。

という事で買いました。


f:id:SailingSiesta:20210515210657j:image

f:id:SailingSiesta:20210515210728j:image

f:id:SailingSiesta:20210515210732j:image


トイレを撤去して、壁を一部切り取りました。。😭

洗濯機が無事に入って、壁を元に戻す。

接着部分は、色を塗ればわからないかな、という感じ。

 

奥に扉の付いた棚があるので、現在は手前に鎮座していますが、そのうちに棚を工夫して 洗濯機は奥に設置する予定。

 

めでたし めでたし!のようですが、実は一悶着あったのです。

購入後お店を出る時に、店員さんがカートに乗せた洗濯機を押して、私たちは後からついて行ったのですが、店員さんがショッピングモールの中のベンチで止まって、

「ここで待っていてください。Taxiをつかまえてきます。」と、洗濯機を置いたまま モールの出口へと行ってしまったんです。

その出入り口、他のメインのエントランスに比べたらTaxiも少ないし、あまりお客さんもいない所。

 

戻ってきて、「Taxiが2台あって、一つは50ドル。もう一つは35ドルだそうです。どうしますか?」と。

え゛〜〜?

片道3ドルで行ける距離ですよ。せいぜい5ドル。大きな荷物があるからといって、それはないんじゃない?

 

でも、私たちには選択もないので、渋々35ドルで承諾しましたよ。

そしたら…。え?コレ?Taxiじゃないの?

小型トラック(ピックアップと言えば聞こえがいいが、ボロボロ)でして、他に荷物がいっぱい。まぁ載せられることは載せられるけど、私たちのスペースも、ゴミだらけ?というか、物が散乱していて、押しのけて席を確保する感じだったのです。

リムジンでもいいくらいの値段なのに、コレは何?

 

後からわかった事は、この店員がそこら辺の労働者に持ちかけて、多分自分は15ドル。トラックの運転手に20ドルで話をつけたのだと思うのです。2人がコソコソしているあたりで怪しい。

実にセコイ。

 

まぁね、今まで見てきた洗濯機よりも安かったし、まぁなんとか配達料を含めても許せる金額だったので、しょうがない。

 

 

無事にディンギードックに到着して、トラックのおじさんに約束のお金を払って…。

なんとか無事にSiestaまで運ぶ事が出来たのでした。

 

あれ?何か荷物が足りない。何だろう…?

 

😱😱😱 お肉の入ったクーラーバッグがない!😱😱😱

どこで忘れた?

 

ゴミ箱のようなトラックの、私の座席に忘れてきたのでした。何もない状態だったらすぐ気付くのだけれど…ごちゃごちゃの中にすっかり溶け込んでしまった様子。しかも早く降りたい一心で忘れてしまったのでした。ガーーン。😫

 

肉はいいのよ〜〜。

クーラーバッグと、アイスパック、返して〜〜!😭

 

 

女子の買い物

f:id:SailingSiesta:20210506115042j:image

く ろ ま め

 

お正月に作ろうと思いながらも、ずっと棚の中にあった黒い豆。ポルトガルで買ったんだった!

早く消費しないと…と、BBQの後の炭でゆっくり炊いて出来上がり。

醤油が入っているからか、ホッとする味。😌

豆好きなNinaも飛びつくおいしさでした。

 

パナマは豆の種類が多くて興味深いのです。

日本のものよりは小さいけれど、黒豆があったので またついつい買ってしまいました。

-----------------------------------------------------


f:id:SailingSiesta:20210506120017j:image

f:id:SailingSiesta:20210506120006j:image

f:id:SailingSiesta:20210506120237j:image

 

今日は、近くの船仲間と 女子3人で買い物dayでした。

スペイン人のエステーとイギリス人のクレーァ。

街の様子をもっと写真におさめたかったのですが、この地区は携帯片手に歩いていると非常に危険なのです。

なぜか穴ばかり。しかも結構大きくて所々にあるのです。ぼーっとしていたら、絶対に落ちます。(笑)

 

今日の目的は、UV&防水加工がしてあるSunbrellaの生地やUV加工の糸。

カルタヘナでも行きましたね〜。

↓2ヶ月前の記事です。

Sunbrellaは1,52m幅でUS20ドル。

カルタヘナに比べたら 若干こちらの方のが安いですね。

 

色のサンプルをもらって、他にも必要なパーツが出てきたので、また日を改めて出直す事に。

 

2軒の布屋をはしごをして、帰りに通り沿いにある野菜スタンドに止まっては 買い込み…を繰り返し、終いにはこんなにたくさん!

f:id:SailingSiesta:20210506131416j:image

小さめのパイナップル🍍が3つで1ドル。

トマト🍅 一袋 1ドル。

にんじん🥕 一袋 1ドル。

マンゴー🥭 6個で1ドル。

アボカド🥑 3つで2ドル。

左下はパン屋さんで買ったパウンドケーキ 1,75ドル。

 

野菜を買いに行ったみたいなものです。。😝

でも、楽しかったなぁ。

しばらくは野菜と果物に恵まれて、幸せな食卓になりそうです。

海の恵みに感謝

f:id:SailingSiesta:20210428114444j:image

7時間のナビゲーション。

いい風に吹かれて 心地よく パナマシティに戻ってきました。

途中、イルカの群れにも遭遇。

 

約10日間の島での生活。

野菜も果物もなくなって、冷蔵庫はすっからかん。

週末に合流してきた加代子さんに卵を持ってきてもらって、何とか?生き延びました。

いやいや、冷凍庫にはお肉も入ってるし、米もパスタも牛乳もビールもあるし、そう困った事は無いのです。

手付かずの缶詰達もあるしね。

 

パナマへ来てから、新しい卓上BBQを購入。

Siestaには炭のBBQも、ガスのBBQもあるのですが、炭用のBBQはビーチ用で、ガスのBBQは強風だとNGだったりしてイマイチ使い勝手が良くないのです。


f:id:SailingSiesta:20210428115358j:image

f:id:SailingSiesta:20210428115403j:image

f:id:SailingSiesta:20210428115354j:image

この新しいBBQは炭は少しだけでOKなのと、

USBに繋げて(風を送って)火力を調節できるので便利。外側は触っても熱くないのも魅力です。

大人数向きではないけれど、我が家のように3人でゆっくり突っついて食べるには十分。

 

蓋は付いてないのですが、以前の炭用BBQの蓋を被せてみたら なんとぴったり!

なぜ、蓋にこだわるのかと言うと…

f:id:SailingSiesta:20210428115215j:image

燻製を作りたかったのです。

サワラの燻製。

流石に大きな燻製器のようにはいきませんが、船の上でこうして作ることができるのに感謝!

(フランス存在日記→https://exmouthcoc.exblog.jp/28023100/

以前は大きな燻製器で作っていました。)

 

f:id:SailingSiesta:20210428122956j:image

夕方の散歩の時に、引き潮の岩場で貝を集めるのも楽しい思い出。

f:id:SailingSiesta:20210428123123j:image

これ、フランスではBigorneaux ビゴーノーと言う親指くらいの小さな貝なのだけれど、茹でて食べると本当に美味しいのです。

 

パナマの人は食べる習慣がないのか、誰も採る人はいませんでした。

 

振り返ると、人間らしい充実した10日間。

食料を調達して、また戻るかな〜。